長男のピアノコンクール 2011 | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

きょう、パリに行った。長男がピアノのコンクールに参加した。

二年ほど前から長男はコンセルバトワールで先生について
バイオリンを習っているので毎日その練習があるし、バイオリンを
中心に、ピアノは、時間のあるときに少しさわる程度でいいと思って
いたら 夫に 長男に毎日ピアノを弾かせるようにと頼まれた。
自宅だし お連れの友達もいなくて、ひとりでお母さんにピアノを
習っているだけでは士気があがらないから、夫にインターネットで
こどものピアノコンクールを探してもらった。そのコンクールでは
バルトークの Danse des paysans Slovaque が課題だった。

この曲は譜読みがしずらい。積み重ねていくタイプのどんな
メトードにも興味を示さない長男が喜んで弾いたシリーズは、
くおん出版の「おんぷのワークブック併用曲集 なかよしおけいこ
 ド~ソまでの曲集 1巻と2巻」だけ。おもしろくないとだめで、
繰り返しする反復練習が苦手。2回練習してできないところが
あったら、頭から湯気を出さんばかりのストレスになるようだ。
好きな曲なら弾く。バッハのト長調のメヌエットとか、平均率の
1番のプレリュードが大好きだ。ハノンは長いのでピアノの
テクニックという教本をいろいろなリズム変奏で弾かせている。
そんな長男にリズムの要素が大きい、速いテンポのこの曲が
弾けるだろうかと疑問に思ったが、長男は同じくらいの年の
こどもたちのピアノを聴きたいらしい。参加すると言った。たしかに
それはそれはいろんな演奏があって聴いていておもしろい。

「速く弾くこと考えんと、跳躍音の準備をちゃんとしてから弾きや。」と
注意したところで、コンクール会場で長男の名前が呼ばれた。
一定したテンポで、ノーミスだった。強いて言えば もう少し
ニュアンスを誇張するくらいの方がおもしろかったのだが。
でも うちで弾いている時より ずっと よかった。
「ぼく上手に弾けた?」
気になるのかな、長男が訊いた。
帰りに うちの近くでMr.Freezeというアイスを買ってあげた。
すごくうれしそうだった。