だいすきな渡辺美里の歌「10years」。しかも作曲は大江千里ですから、もう僕の青春そのものであります。リリースされたローティーンの頃は憧れとして聴いたテーマですが、今はそのときと違った実感を持ってこの歌を愛し続けています。そしてこの時代のEPICの音楽というのに刷り込まれてきた音楽人生というのを最近特に感じます。
さて10年前に個人的にエポックメイキングなことがありました。rhythmagicとして自主制作のアルバムを出したんです。これのお膳立てをしてくれたのはいおりんでしたし、当時のリズマジのベーシストである聖一さんでした。

impact discという架空のレーベル名を言葉遊びで思いついて笑っていたりしたんですが(こういう言葉遊びは意味なくよくやっていました)、まさか本当にアルバムにしてくれるとは思わなかったし、何せそれに見合うような楽器も機材もお金もありませんでしたので…。このレコーディング方法って今思い出すと物凄く恥ずかしいし話したくないんですが(^^;)、不眠不休でいおりんが頑張ってくれました。レコーディングからジャケット制作まですべていおりん。僕は埼京線と川越線と八高線を乗り継いで東福生にプレス納入に行ったりとメッセンジャーみたいなことをやりましたが、実質的な作業のほとんどはいおりんだったんですね。本当によくあんなことできたと思うし、あの頃だったからできたんだと思う。僕らにとってはちょっとした奇蹟だったかもしれません。
身近なひとは勘付いているでしょうが、ここ5年は仕事で体調壊したり、いろんなトラブルがあったり、音楽以前のことであがきまくっている自分がおりました。音楽雑誌で稼ぎつつ自分の好きな音楽を世に出すお手伝いしたいという欲求のままで生きていたのがちょうど00年代半ばでしたが、それ以後は完全に挫折の一途をたどってきたわけです。楽器やら機材やらはその間もいろいろ購入してきたのですが使う暇がないというジレンマ。プラトーの日々。僕の憧れるプロミュージシャンもセールスが落ちて、メジャー契約がなくなってインディでもなかなかリリースにこぎ着けられなくなり、ライブ動員も減っていきバンド編成ではできず弾き語り主体になり…みたいなものも平行して観ていたこともあってか、僕の愛するポップミュージックのビジネスに可能性が見いだせなくなってきたというヘヴィな現実もあります。そしてこれは書きたくないが、書かないと嘘になる…そう、みんな年齢もとった。家庭ももった。音楽で生活をしていくにはあまりにリスクが大きい。
さてこの大問題をいかに切り抜けることができたかを本当ならば書きたいところですが、結局のところあがいてもあがいても何も解決しませんでした。時間だけが過ぎていったのです。本業もヘヴィですが実生活もヘヴィ。愛するミュージシャンのライブに行っても、かつてほど盛況じゃなかったりして、“これじゃ僕がイベントやっているのと数字的には変わらないなぁ”なんてことも思ったり。ただ何かをやり続ける美学とその運動力学による見返りっていうのは恐ろしく比例しないし、その現実によりお客さんもスタッフも少しずつ離れていくという姿は本当にツライ。でも現実は見ないといけない。紙媒体が以前ほどの力がなくなった分、ウェブツールは日増しに操作性の容易さを増していきます。ただみんなそこに向かってはいくけれど、必ずしもツールをこなしきれないしそれで状況を打開したというひとも周りにはいない。参考になるのは本業のほうで取材している若手ミュージシャンのやりかただよね。真似できないんだけれど。
いろいろ書いてきたけれど、結局自分にできて自分に求められていることというのは「語り部」の部分であります。誰もがレビューする今日において音楽評論家とか音楽ライターって職業も死に絶えていきつつありますが、それでも凄い特定のマニアックなことをディグるような文筆業っていうのは求められるところがある。本来はインタビュー主体で行きたいんですが、ここ数年僕がやっていることって圧倒的に楽器原稿ですしね。これからもその傾向は変わらないと思います。インタビューは若いライターさんでもできますし、これだけ活字媒体が淘汰されてくるとミュージシャンのお気に入りの方によるエクスクルーシブテキストだけで賄えてしまう。ミュージシャンにとって書かれたくないことは避けられるという意味でリスクもないしね。ロックジャーナリズムみたいなものは簡単に売上げに屈しますから。
と書くと絶望的なんですけれど、そもそもポップミュージックのうち僕が愛するようなちょっとマニアックな視点のものというのは数字的にいかほどのものか? 誰もそんな会いたいばかり連発する消費期限が極端に短い薄い流行歌で満足できると思えませんし、一過性じゃない音楽を求めるひとっていうのも限られつつもいるだろうと。でもそのひとたちにアクセスする手段が確立しないし、発信する側はまだまだ独りよがりすぎるのではないかと。理想的な演奏する場所を確立するためにもっと僕らは数字にこだわらなければいけないと思います。例えばぎゅうぎゅうではなくて観やすい余裕のある感じでライブハウスをいっぱいにするくらい…それくらいのところは最低でも狙いたい。リズマジみたいな音楽ではスタンディングより着席のほうがいいと思う。食事もできつつも某ジャズ系ハコのように高価ではなくてリーズナブルで、終演後もそれこそそこで打ち上げまでできて販促できるようなハコでやるべき。…と、これはあくまでリズマジなり僕が関連するバンドのとりあえずの理想型なんですが、昔ほど数もできない分少し長く演奏もしたいし、演る側も観る側のメリットが交差するポイントにこだわるべきだなって思います。で、僕は今その準備をしているわけです。
話を戻しますが、音楽…それも僕らが演っているのはポップミュージックですから、聴いてもらって好きに受け取ってもらえばいい。それ以上の何ものでもありません。ただ音楽を伝播するときに「語り部」はときにセールストークにもなります。僕はもう一度自分の愛する音楽に大して徹底的なまでに雄弁になりたいなと思っています。意味がなさそうなものを語るのも面白いんですが、僕の愛するポップミュージックってことごとく意味があるのです。ある場合において偶然の産物の部分も多いんですが、ただしその偶然を巻き起こしたバックボーンというのが必ずしもあって、そういうのを含めて語るとより面白さが増すなんてことありますよね。そういうのをこれまで僕らはラジオや活字媒体から学んできた。音楽に興味薄くてもビートルズの何かしらのエピソードって知っていたりするじゃないですか? プロとアマチュアの差っていうのはクォリティも勿論ありますが、圧倒的にエピソード発信の情報量の差っていうのもあります。みんながレビュワーである今日においてそんなところから生まれる奇蹟っていうのも生じていますし、もうちょいそれが生まれていいとも思うし、次世代との架け橋になったりかつて夢中にしていたひとを呼び戻すようなことをやりたい。それはごくごく当たり前なことであります。
かつていおりんや聖一さんが尽力してくれたrhythmagicの1stアルバムはもう10年前の賜物です。クォリティ的に問題も大有りだったりするんですが、幸いなことに例えばこれからバンドやるとしてもやることは大差ないなと思います(^^;)。勿論もっとクォリティアップしてて然るべきですが、これが原点なんだろうなと。ライブハウスで手売りしていたものでまったく評価されなかったし、評価されるほどのレベルに至っていなかったんでしょうが、矛盾しますが未知なるひとたちにこれを聴かせたいって気持ちも封印したい気持ちと同じくらいありました。でもプロミュージシャンのようなリイシューができる身の上でもクォリティでもありません。…が、そんな10年目にSoundcloudの存在を知りました。リスペクトする松岡英明さんがデモ音源をアップしていたという単純な理由でしたが、使い勝手がよくてほとんど音の劣化を感じずにアップできるところが気に入ったのです。Myspaceは使い勝手が僕にはよくなかったんですね。YouTubeやニコニコ動画もつい先日まで考えていたんですが、何かしらの映像なりビジュアルイメージを用意するところで地団駄を踏んでいました。余計なことはしたくなかったので。Soundcloudはシンプルだし僕にとっては理想的でした。ここにこの10年に録り貯めてきたものをアップします。
http://soundcloud.com/rhythmagic
rhythmagicの1stアルバムの楽曲も含めてすでに28曲がアップされています。ちょうど2枚組ベストアルバムを選曲したくらいの感覚でやりました。この後ゆったりペースで解説しつつ、曲によっては参加ミュージシャンやスタッフと対談しつつ、また歌詞などもアップしていきます。また楽曲も入れ替えたりします。ウェブツールは要しますが、売買という煩わしさから離れて純粋に楽曲をアピールできるのはとても嬉しいことです。ただ、懐古が僕の目的ではありませんのでちゃんと新しいものも徐々に用意していくのも約束します。これとは別に裏サイト!?として http://soundcloud.com/kazutaka-1 というのもアップしていくのですが、こちらには過去のデモでしたり現在進行形のデモなどをアップしていきます。近日中にこっちにも10数曲をアップしていきますがまずは表の28曲を聴いてくれればこの上ない幸せです。それで気になってくれたらデモも是非という感じです。また、この10年間に僕はいくつかオムニバスアルバムを作ったり、バンドのバックアップということもやってきました。そのほとんどが志半ばで頓挫したのは情けないんですが、ただその中に今でも自信もってお聴かせできる音源もあるので、そういうものもさらにアップするサイト http://soundcloud.com/crawlgirl も作ります。こちらにはかつてのV.A.盤の音源なり僕がソングライティング関わっていないものをあげていきます。
ミュージシャンの端くれであること以上に、ポップミュージックを愛する人間として「語り部」であることが僕には重要なんだと思います。残り時間は僅かだと思うんですが、もうしばらく音楽のために生きてみたいんですね。10年前のことだけ考えてみても、いろんな人と仲違いしてしまったりして、http://soundcloud.com/rhythmagic にアップしつつも音信不通のひとも正直多いです。いちいち許可をとるのは無理なので無許可でやりました(だから身近ないおりんなり智也くん、Sweep加藤さん、カスミちゃん、香織さん、MEGUちゃん辺りにも何も話していない。彼らは突然やりだしたように思うでしょうね)。彼らがかつての音源を恥じていたら単なる辱めに過ぎない行為なのですが、10年でも癒えない蟠りでもいつか笑い飛ばせる日が来るのかもしれません。こういう僕は相変わらずですね。まずは http://soundcloud.com/rhythmagic お楽しみいただければ幸いです。
さて10年前に個人的にエポックメイキングなことがありました。rhythmagicとして自主制作のアルバムを出したんです。これのお膳立てをしてくれたのはいおりんでしたし、当時のリズマジのベーシストである聖一さんでした。

impact discという架空のレーベル名を言葉遊びで思いついて笑っていたりしたんですが(こういう言葉遊びは意味なくよくやっていました)、まさか本当にアルバムにしてくれるとは思わなかったし、何せそれに見合うような楽器も機材もお金もありませんでしたので…。このレコーディング方法って今思い出すと物凄く恥ずかしいし話したくないんですが(^^;)、不眠不休でいおりんが頑張ってくれました。レコーディングからジャケット制作まですべていおりん。僕は埼京線と川越線と八高線を乗り継いで東福生にプレス納入に行ったりとメッセンジャーみたいなことをやりましたが、実質的な作業のほとんどはいおりんだったんですね。本当によくあんなことできたと思うし、あの頃だったからできたんだと思う。僕らにとってはちょっとした奇蹟だったかもしれません。
身近なひとは勘付いているでしょうが、ここ5年は仕事で体調壊したり、いろんなトラブルがあったり、音楽以前のことであがきまくっている自分がおりました。音楽雑誌で稼ぎつつ自分の好きな音楽を世に出すお手伝いしたいという欲求のままで生きていたのがちょうど00年代半ばでしたが、それ以後は完全に挫折の一途をたどってきたわけです。楽器やら機材やらはその間もいろいろ購入してきたのですが使う暇がないというジレンマ。プラトーの日々。僕の憧れるプロミュージシャンもセールスが落ちて、メジャー契約がなくなってインディでもなかなかリリースにこぎ着けられなくなり、ライブ動員も減っていきバンド編成ではできず弾き語り主体になり…みたいなものも平行して観ていたこともあってか、僕の愛するポップミュージックのビジネスに可能性が見いだせなくなってきたというヘヴィな現実もあります。そしてこれは書きたくないが、書かないと嘘になる…そう、みんな年齢もとった。家庭ももった。音楽で生活をしていくにはあまりにリスクが大きい。
さてこの大問題をいかに切り抜けることができたかを本当ならば書きたいところですが、結局のところあがいてもあがいても何も解決しませんでした。時間だけが過ぎていったのです。本業もヘヴィですが実生活もヘヴィ。愛するミュージシャンのライブに行っても、かつてほど盛況じゃなかったりして、“これじゃ僕がイベントやっているのと数字的には変わらないなぁ”なんてことも思ったり。ただ何かをやり続ける美学とその運動力学による見返りっていうのは恐ろしく比例しないし、その現実によりお客さんもスタッフも少しずつ離れていくという姿は本当にツライ。でも現実は見ないといけない。紙媒体が以前ほどの力がなくなった分、ウェブツールは日増しに操作性の容易さを増していきます。ただみんなそこに向かってはいくけれど、必ずしもツールをこなしきれないしそれで状況を打開したというひとも周りにはいない。参考になるのは本業のほうで取材している若手ミュージシャンのやりかただよね。真似できないんだけれど。
いろいろ書いてきたけれど、結局自分にできて自分に求められていることというのは「語り部」の部分であります。誰もがレビューする今日において音楽評論家とか音楽ライターって職業も死に絶えていきつつありますが、それでも凄い特定のマニアックなことをディグるような文筆業っていうのは求められるところがある。本来はインタビュー主体で行きたいんですが、ここ数年僕がやっていることって圧倒的に楽器原稿ですしね。これからもその傾向は変わらないと思います。インタビューは若いライターさんでもできますし、これだけ活字媒体が淘汰されてくるとミュージシャンのお気に入りの方によるエクスクルーシブテキストだけで賄えてしまう。ミュージシャンにとって書かれたくないことは避けられるという意味でリスクもないしね。ロックジャーナリズムみたいなものは簡単に売上げに屈しますから。
と書くと絶望的なんですけれど、そもそもポップミュージックのうち僕が愛するようなちょっとマニアックな視点のものというのは数字的にいかほどのものか? 誰もそんな会いたいばかり連発する消費期限が極端に短い薄い流行歌で満足できると思えませんし、一過性じゃない音楽を求めるひとっていうのも限られつつもいるだろうと。でもそのひとたちにアクセスする手段が確立しないし、発信する側はまだまだ独りよがりすぎるのではないかと。理想的な演奏する場所を確立するためにもっと僕らは数字にこだわらなければいけないと思います。例えばぎゅうぎゅうではなくて観やすい余裕のある感じでライブハウスをいっぱいにするくらい…それくらいのところは最低でも狙いたい。リズマジみたいな音楽ではスタンディングより着席のほうがいいと思う。食事もできつつも某ジャズ系ハコのように高価ではなくてリーズナブルで、終演後もそれこそそこで打ち上げまでできて販促できるようなハコでやるべき。…と、これはあくまでリズマジなり僕が関連するバンドのとりあえずの理想型なんですが、昔ほど数もできない分少し長く演奏もしたいし、演る側も観る側のメリットが交差するポイントにこだわるべきだなって思います。で、僕は今その準備をしているわけです。
話を戻しますが、音楽…それも僕らが演っているのはポップミュージックですから、聴いてもらって好きに受け取ってもらえばいい。それ以上の何ものでもありません。ただ音楽を伝播するときに「語り部」はときにセールストークにもなります。僕はもう一度自分の愛する音楽に大して徹底的なまでに雄弁になりたいなと思っています。意味がなさそうなものを語るのも面白いんですが、僕の愛するポップミュージックってことごとく意味があるのです。ある場合において偶然の産物の部分も多いんですが、ただしその偶然を巻き起こしたバックボーンというのが必ずしもあって、そういうのを含めて語るとより面白さが増すなんてことありますよね。そういうのをこれまで僕らはラジオや活字媒体から学んできた。音楽に興味薄くてもビートルズの何かしらのエピソードって知っていたりするじゃないですか? プロとアマチュアの差っていうのはクォリティも勿論ありますが、圧倒的にエピソード発信の情報量の差っていうのもあります。みんながレビュワーである今日においてそんなところから生まれる奇蹟っていうのも生じていますし、もうちょいそれが生まれていいとも思うし、次世代との架け橋になったりかつて夢中にしていたひとを呼び戻すようなことをやりたい。それはごくごく当たり前なことであります。
かつていおりんや聖一さんが尽力してくれたrhythmagicの1stアルバムはもう10年前の賜物です。クォリティ的に問題も大有りだったりするんですが、幸いなことに例えばこれからバンドやるとしてもやることは大差ないなと思います(^^;)。勿論もっとクォリティアップしてて然るべきですが、これが原点なんだろうなと。ライブハウスで手売りしていたものでまったく評価されなかったし、評価されるほどのレベルに至っていなかったんでしょうが、矛盾しますが未知なるひとたちにこれを聴かせたいって気持ちも封印したい気持ちと同じくらいありました。でもプロミュージシャンのようなリイシューができる身の上でもクォリティでもありません。…が、そんな10年目にSoundcloudの存在を知りました。リスペクトする松岡英明さんがデモ音源をアップしていたという単純な理由でしたが、使い勝手がよくてほとんど音の劣化を感じずにアップできるところが気に入ったのです。Myspaceは使い勝手が僕にはよくなかったんですね。YouTubeやニコニコ動画もつい先日まで考えていたんですが、何かしらの映像なりビジュアルイメージを用意するところで地団駄を踏んでいました。余計なことはしたくなかったので。Soundcloudはシンプルだし僕にとっては理想的でした。ここにこの10年に録り貯めてきたものをアップします。
http://soundcloud.com/rhythmagic
rhythmagicの1stアルバムの楽曲も含めてすでに28曲がアップされています。ちょうど2枚組ベストアルバムを選曲したくらいの感覚でやりました。この後ゆったりペースで解説しつつ、曲によっては参加ミュージシャンやスタッフと対談しつつ、また歌詞などもアップしていきます。また楽曲も入れ替えたりします。ウェブツールは要しますが、売買という煩わしさから離れて純粋に楽曲をアピールできるのはとても嬉しいことです。ただ、懐古が僕の目的ではありませんのでちゃんと新しいものも徐々に用意していくのも約束します。これとは別に裏サイト!?として http://soundcloud.com/kazutaka-1 というのもアップしていくのですが、こちらには過去のデモでしたり現在進行形のデモなどをアップしていきます。近日中にこっちにも10数曲をアップしていきますがまずは表の28曲を聴いてくれればこの上ない幸せです。それで気になってくれたらデモも是非という感じです。また、この10年間に僕はいくつかオムニバスアルバムを作ったり、バンドのバックアップということもやってきました。そのほとんどが志半ばで頓挫したのは情けないんですが、ただその中に今でも自信もってお聴かせできる音源もあるので、そういうものもさらにアップするサイト http://soundcloud.com/crawlgirl も作ります。こちらにはかつてのV.A.盤の音源なり僕がソングライティング関わっていないものをあげていきます。
ミュージシャンの端くれであること以上に、ポップミュージックを愛する人間として「語り部」であることが僕には重要なんだと思います。残り時間は僅かだと思うんですが、もうしばらく音楽のために生きてみたいんですね。10年前のことだけ考えてみても、いろんな人と仲違いしてしまったりして、http://soundcloud.com/rhythmagic にアップしつつも音信不通のひとも正直多いです。いちいち許可をとるのは無理なので無許可でやりました(だから身近ないおりんなり智也くん、Sweep加藤さん、カスミちゃん、香織さん、MEGUちゃん辺りにも何も話していない。彼らは突然やりだしたように思うでしょうね)。彼らがかつての音源を恥じていたら単なる辱めに過ぎない行為なのですが、10年でも癒えない蟠りでもいつか笑い飛ばせる日が来るのかもしれません。こういう僕は相変わらずですね。まずは http://soundcloud.com/rhythmagic お楽しみいただければ幸いです。