ブログネタ:個性って何? 参加中シンプルだけれど凄く難しい問題。一際目立つことをやれば個性ってわけじゃないからね。なんかよくわからないけれどたしかに独特の色があるんだよなぁ~みたいな感じが一番目指すところじゃないかな? 音楽でもオリジナリティの有無っていうのは常に語られることであるけれど、なんのかんの言って、個性っていうのは磨かれるものではあっても、人為的に作れるものではないんじゃないかって気もする。頑張れば頑張るほど何かに寄っていってしまう場合もある。バランスを測るのは難しいことだよね。結局いかに「素」になるかって勝負って考え方もあるしね。
明らかに個性はあるけれど、それがなんだかよくわからないバンドっていうのがいます。くるりもそのひとつ。日本武道館公演に行ってきました。ステージ真横の席まで開放するくらいに超満員でした。10,000人ちょっと入っていたと思うんですが、相変わらずの人気っぷりを再認識しましたね。
僕にとってくるりは不思議なバンドです。バンド名もよくわからないし、曲作りも何処まで正気で何処から適当なのかってくらい、凄い波があるように感じる。でもたしかに名曲はあるんだ。ただおおかたの曲は「なんとなく良い」というレベル。それでもフレーズでもメロディでもたまに頭をぐるぐる回るし気になる。変なバンドだよな。1枚おきにロックバンド回帰して、1枚おきに実験的なアルバムを作る。捕らえ所がない。でも10,000人にとっては捕らえ所のあるバンドであるはずでね。岸田君のギターの音色は素晴らしい。佐藤君はある意味で僕にとって理想のベーシストです。こういうひとがいるからバンドを続けていく気になるというようなね。
「さよならリグレット」もなんとなく良い曲。サビよりもAメロの末尾が妙に心に残る。
去年のオーケストラ演奏のライブ以来だったんだけれど、トリオかサポートギター入りで4人編成というソリッドな演奏は興味深かった。凄い本気だけれど、何処か肩の力が抜けている。彼らもまた奥田民生の音脈であることは間違いない。 こういう力の抜き方で胸をわしづかみにするエモーショナルさは技術なんだよね。
それにしても、こういう素朴なようでひねくれたロックを10,000人が支持しているって構図は凄い。本当に凄い。奇蹟にも思える。どうでもいいことがどうでもよくなくなってくるようなポップマジック。
そしていつも最後に思うのは、僕にとってストライクゾーンのカーネーションなんかが莫大な支持を受けず、同じ3ピース+αで何でこれだけ人気の差がつくんだろう?っていうこと。そこが凄く不思議だったりする。何で?