新成人にエールを! ブログネタ:新成人にエールを! 参加中

今日FM NACK5「BEAUTIFUL FRIDAY~Hanakin~」を聴いていたら、成人式のそもそもの期限はお隣蕨市の「成年式」が全国的に広がったものだと知った。意外だ! 僕が20歳のときなんていうのはめちゃくちゃアマちゃんでモラトリアムでどうしようもなかったね。成人式でバカ騒ぎしてマナーがどうのこうのとか問題になるじゃない? でもまだ式に参加するだけ意思があるとも言える。僕は言ったけれど友達とくっちゃべって帰ってきた感じで(居酒屋行ったっけな)、あとリリアにWink来たからちょっと観て、結局式典には参加しなかったという…。

最近自分の晩年が近づいてきている気がするからっていうのもあるんだろうけれど、人間は年齢じゃない。20歳だって子供がいれば凄く大人もいる。35歳でも僕は相変わらず駄目な人間だと思うし、ちゃんと家買って子供育てている同級生の姿を観ると劣等感も感じる。でも何もできないんだよねぇ。

その意味では個人個人で「成人式」っていうのはあるべきなんだよ。昔の元服とかはそれこそ物心着いた頃だったこともあったんでしょう? 20年って同じ測りで扱えるべき問題じゃないと思う、昨今は特に。それだけ「大人になる」「独り立ちする」っていうのは意識的に取り組んでいかないとどうにもならないし、特にこれからの人生はサヴァイヴァルできないんじゃないなぁ。ゆえに僕は暗いです。はぁ。

去年首都圏のNACK5、J-wave、Bay FM、FM FUJIなどは開局20周年でした。首都圏FM開局ラッシュに胸を躍らせてからもう20年なのかぁ…。と思っていたら、RFラジオ日本に関してはなんと開局50年! 元ラジオ関東のRFラジオ日本はこれまであまり聴く習慣がなかった。なにせ僕がラジオを聴きはじめた頃は「社会の木鐸」期だったし、演歌ばっかり流しているラジオ局ってくらいの印象しかない。それにいまだにそうだけれど受信しにくい。それでも再認識したっていうのは、もう5年前になるのかな? 大滝詠一「Go! Go! Niagara」再放送っていうスペシャルな機会があったから。あのときにほとんど初めてチューニングして、「こんなにも聴きとれないのか!」って受信の難しさを体感したわけです。

そんな僕が再びRFラジオ日本に注目、いや注耳しだしたのは、“愛しの女王様”片桐八千代さんが「東京わがままモーニング」という朝番組を始めたから。僕にとって平日朝は最もエアチェックに忙しい時間帯です。5時過ぎからFM NACK5「チャイム」「大野勢太郎WARMING UP MUSIC」、TBSラジオ「生島ヒロシおはよう定食/おはよう一直線」、「森本毅郎スタンバイ」、そして片桐八千代さんの「東京わがままモーニング」を時間によってチューニングを引っ替え取っ替え聴いているという。おかげでいち早くニュースをゲットできるわけですね。新聞読むのは大事だけれど、概要を伺い知るのは長けているメディアだと思う、ラジオって。

そんなRFラジオ日本の開局50周年特番にメールしたら、こんなプレゼントに当選しました。
北村和孝 rhythmagic 楽興のとき
花輪如一著の「ラジオの教科書」。これが面白い! それこそラジオの始まりから基礎知識、玉音放送やラジオ体操などのエピソード、ラジオ局を駆け巡った様々な事件、長寿番組、デジタルラジオへの移行にいたるまで、たっぷりと紹介されています。ここ数年はほとんどバンド活動もせずにラジオに入れ込んでいる僕ですので、年明けはどっぷりとこの本を読むのに費やしている気がするくらい。

雑誌業界と同じく、ラジオ業界もいろいろと大変なご時世。でも決してなくなってはいけないメディアだと僕は思う。テレビは観ないが、ラジオはないと困る。そんな僕のような人間っていったいどれくらいいるんだろう? そして若い子にとってのラジオってどういうものなんだろうね?