今年「おっ!?」って思ったのはHIGH PLACESです。
http://www.myspace.com/hellohighplaces
ブルックリンの男女デュオであり、マリー(vo,effect)とロブ(per)が打ち込みトラックにエフェクトをかけたりエレクトリック・パーカッションでそのときそのときのヴァイブレーションを放ちながら、マリーがキュートな歌を乗せるという。こんなにも和音のないトラックでよくマリーは歌えるなぁと感心してしまうんですが、よくあるダンスものの支離滅裂な素材ヴォーカルって感じではなくって、きちんと歌ものとして完成しているのが凄いんです。奇跡的なんです。
北村和孝 rhythmagic 楽興のとき
実は今週末に来日していて、僕は金曜に某所で行なわれたクラブイベントに入れていただきました。ライヴ写真は僕が撮ったものです。DJセットっぽく見えるけれど、ターンテーブルやCDJではなくって、サンプラーに各種エフェクター(ボスのコンパクトエフェクターもあり)、ローランドのパッド、ミキサーなどが羅列されているんだよね。ロブはスティックを持ってパッドで肉体的なパーカッションサウンドを加味して、マリーはときどき諸々のツマミをいじくったりしながら朗々と歌い上げるという。…sens uniqueに似ているんだ、ちょっと(^^;)。それで入りやすかったんだろうな、僕にとっては。
北村和孝 rhythmagic 楽興のとき
アルバムは2枚出ています。シングル集と、初のアルバム『HJGH PLACES』。上のジャケットが『HJGH PLACES』で輸入盤屋か外資系ショップでわりと気楽に入手できます。Amazonでも在庫あるみたいだし。ここぞとばかりに2人にサインしてもらったのでありました。ロブのサインが滲んでしまったのが計算外れだった…。
北村和孝 rhythmagic 楽興のとき
国内盤はまだ出る予定ないんですかね? もしこれから出るようだったらライナー書かせてもらえないかと真摯に思っているんだけれど。ディストリビューターさん、何かの縁で僕の文章見たらぜひよろしくお願いいたします。

ちなみにヴォーカルのマリー、めちゃくちゃ可愛いです(#^^#)。フレンドリーだし、同性で憧れる娘は多いんじゃないかな? 土曜は東京にいなかったものでネスト公演に行かれた方が羨ましいんですが、またHIGH PLACESには来日公演を実現させていただきたいと思うのであります。

来年さらに注目を集めるデュオだと太鼓判押そう!