ブログネタ:○○の秋! 参加中そんなもん「ライヴの秋!」に決まっているじゃん。今月来月もまだまだいっぱい予定がありますよ。THE THIRSTの来日公演とか、土岐麻子さんのクアトロとか、BOWWOWスーパーライヴとか、筋肉少女帯の武道館とか…。毎日とまでいかなくても、週2~3本のペースでは観ているんではないでしょうか? 僕の生き甲斐であります。自分のバンドのライヴもそろそろやりたいですが…。
さて今宵ですが、無謀なライヴの梯子に出ました。観たいライヴがバッティングするというロックフェス巡りみたいな状況は僕にとって日常茶飯事。今日もlana&flipの目黒ちゃばん、HOLIDAYS OF SEVENTEENの渋谷ゲーム、yacht.の渋谷オーウエストっていうのが3つ重なりました。なんとか時間差を利用して全部観ようとしたわけだけれど、ホリデイズはイヴェント進行がちょっと押していた模様で足を運びつつも観ることができませんでした。でもラナフリとヨットは観られたので打率6~7割って感じでしょうか。

Lana&Flipは明日の本公演が観られないので、ちょっとスペシャル的意味合いのジャズバーでのライヴに足を運んできました。
ttp://www.myspace.com/lanaflip
ヴィブラフォンを操るフリップはくるりの『ワルツを踊れ』に参加、オーケストラ・アレンジメントを担当。その縁でくるりのレーベルより『ダスト・オブ・ア・ウィーク』の日本盤をリリースすることになったようです。ヴォーカルのラナはとにかくギザカワユス! 仕草とかひとつひとつキュートなんですよ。しかしその愛らしいルックスとは裏腹に、いざ歌いだすともの凄いソウルフルで深みがある。2人に加えてウッドベース、ドラム、サキソフォンの5人編成でのライヴだったのだけれど、狭いお店だったこともありラナのマイク以外は完全なるアンプラグド。考えたらこんな風に生楽器のジャズサウンドって初体験だったかもしれない。
テーマとなる歌メロはありつつも、それぞれのアドリブプレイを駆使したジャズサウンドです。ラナもスキャットをガンガン入れるし、フリップはヴィブラフォンを乱れ打ちプレイ。緊張感あるけれど、ちゃんと何かのタイミングでテーマに戻ったり、ユニゾンリフに発展したりしてかなり観応えある演奏でした。アルバム『ダスト・オブ・ア・ウィーク』も同印象。ジャズはちょっと聴きどころわからないなぁ…ってひとでも、ラナの綺麗な歌声がエスコートしてくれるので聴きやすいと思いますよ。

そしてその後はようやく待望のフルアルバム『Summerly Jam』をリリースしたyacht.。
http://www.yacht-music.com/
彼らはインディ盤『Nap in pop』でインタビューして以来追いかけています。現在形ギターロックにビーチボーイズ・コーラスを被せたかのような清涼感あふれるバンドサウンドが素晴らしい。しかし、その爽やかなサウンドやメロディと裏腹に歌詞はドロドロだったりして、本人たちもサーフボードもって海に駆けていくような子たちではなくて、実情は部屋に閉じこもってTVゲームやっているイメージ(笑)。当初はどちらかというとレコーディング主体バンドだったんですが、メジャーデビュー以後はライヴが多くなってきました。
この日は『Summerly Jam』のツアーということもあり新曲中心だったのだけれど、早くもアルバム未収録の本当の新曲もプレイしてみせたりと、かなりバンドが好調な感じが受け取れて良かったですね。演奏精度も高いのでもっと注目を浴びていいと思うんだけれどな。タイミング次第でバカ売れする可能性を持っているバンドです。とにかくコマーシャルなメロディを書くことに長けていて、ちゃんと全員でハモれるのが強み。
ただ、ライヴとなるとノリ重視すぎて、どうも同タイプの曲が並びすぎる傾向が気になっています。井戸君ってとんでもない才覚を備えたソングライターで、いわゆるこの手のギターロックだけを書いて終わるようなひとじゃない。事実、『Summerly Jam』ではレゲエナンバーなんかもあったりして、いろんな引き出しを持っているはずなんだけれど、そういう変化球がライヴだと出てこないんだよね。それが残念。もっとも50分ステージでは出し切れないっていうのもあるかもしれないけれど、yacht.のパブリックイメージっていうのを固定することに縛られてほしくないんだけれどなぁ。いろんなタイプの楽曲をやってみんなを驚かせておくれよ!
井戸くんもピロもストラトキャスターを弾いていたけれど、2人ともリアがハムバッキングPUに替えていたこだわりが面白かったな。お互いにギターソロもバッチリ弾けるわけだし、もっとミュージシャンシップ的な部分で押しても良いバンドだと思うんです。それは今回のライヴを観てもまた再認識した点でもあります。早くクアトロワンマンクラスにいって欲しいバンドなんですけれど、はてさてどんな展開が待ち受けているのか? 楽しみであります。また東京にライヴしに来いよー!