サマソニ、無事終了「小泉今日子見られず残念」の声も
今年も怒涛の音楽野外フェスが各所で行われたが、フジロックと並び人気なのが日本屈指の都市型ロック・フ..........≪続きを読む≫
サマソニのキョンキョンは5,000人キャパの会場で入場制限がかかったんだそうです。ただ、キョンキョンのライヴってもの凄く久しぶりだったし、コアなファンが多いとは言え、サマソニの客層と何処まで合致するかの読みっていうのは難しかっただろうし。蓋を空けてみてガラガラだったら取り返しつかないわけで、手堅くやったってことでしょうね。その意味では目論み通りだし、ゆえにこうして話題にすることもできるっていう。ただ僕ら世代でキョンキョンっていうのは絶大な存在で、「なんてたってアイドル」な時代も良いけれど、その直後の『フラッパー』『ヒッピーズ』辺りのサブカル色も当時としては斬新、挙句にレゲエだリミックスだカヴァーだ、発想がぶっ飛んでいて面白かった。やるだけやりまくった挙句、「あなたに会えてよかった」でスタンダードな自身での大ヒットも飛ばすという。まさか「学園天国」の後にコミカル路線や企画ものってわけにはいかなかっただろうから。このバランス感、先読み感が彼女の鋭さでありセンスの良さだと思います。

小泉今日子「あなたに会えてよかった」 作詩:小泉今日子 作曲:小林武史
サヨナラさえ 上手に言えなかった/Ah あなたの愛を 信じられず おびえていたの/時がすぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/淋しい夜 そばに居てくれたね/言葉に出来ない気持ち わかってくれたね/何にも言えず ただ泣いてるだけで/本当の気持ち いつでも 言えたなら/側に居れたね ずっと/サヨナラさえ 上手に言えなかった/Ah あなたの愛に 答えられず 逃げてごめんね/時が過ぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/切ない夜 キレイに写ったね/こわれそうで 大切に抱きしめあったね/余裕がなくて ただ自信がなくて/あなたのゆれる気持ちに気づかない/ふりをしてたのずっと/追いかけてた夢が叶うようにと/ねぇどこかでそっと祈ってる あなたのために/遠い空に輝く星のように/あなたはずっと そのままで 変らないで/思い出が 星になる…/時が過ぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/世界で一番 素敵な恋をしたね
正直、この曲がここまでヒットするとはほとんどのひとは予想していなかったはず。当時アイドルなんて下火の時代だし、アイドルをいかに卒業して女優になるか本格的歌手になるかとかっていう選択の時期だったんだけれど、彼女は見事その両方とも成し遂げるわけですね。僕は当時「スーパージョッキー」でこの曲を歌っているのを観て、あまりの曲の良さに感動してレコード屋に突っ走った記憶があります。小林武史もこの曲のヒットがなかったらmy little loverも今の存在もなかったはず。ソロデビューでは正直パッとしていなかったし、どちらかといえばサザンオールスターズや『KEISUKE KUWATA』などのプロデューサーっていう観点のほうが当時は強かった。彼は自身の持っているすべての作曲/アレンジ・テクニックとそれまで培っていた経験を投入してこの1曲を仕上げたんだと思います。小林武史の書いた曲でも僕はいちばん好きな曲かもしれない。何度聴いても楽曲に対するもの凄い執念や気迫を感じるんですよね。
ドラマ「パパとなっちゃん」の主題歌だったんですが、ちょうどドラマとのマッチングもこの曲は良かった。女の子の可愛さと残酷さが同居していて、ラブソングではあるけれど、ちょうどパパとなっちゃんとの関係にも置き換えられるというね。特にツボだったのは“ねぇどこかでそっと祈ってる あなたのために”です。この“あなた”へのかかりかたをどう捕るかで歌詞の意味合いがガラリと変わるわけですよ。よくできているなぁって思ったね。このフレーズがなかったら単純なラブソングだったんです。ま、それでもヒットはしたんだろうけれどね。ポップソングとしてはこの1行がこの曲のクォリティを究極に高めていると言っていい。スタッフワークも大きかったけれど、やっぱりキョンキョンは凄い。
この曲の後の「自分を見つめて」は清涼感あふれつつもちょっとマニアックなハウスアレンジのナンバーでヒットには結びつかず。しかしその後に鈴木祥子が書き下ろした「優しい雨」が来るんですよ! この曲は語るところがいっぱいあるのでまた機会がきたら…。小林武史とはまた「My Sweet Home」で組んでヒットを産むわけですが、個人的にはその後菅野よう子と組んだ「for my life」も好きでしたね。アルバムは最新作だと『厚木』かな? ソングライター陣に宮沢和史や高野寛らを起用していたりして相変わらず趣味がいいなぁなんて思ったのをおぼえています。でもあれからすでに5年経っているんですね。そろそろキョンキョンの新しいアルバムを聴いてみたいです。
今年も怒涛の音楽野外フェスが各所で行われたが、フジロックと並び人気なのが日本屈指の都市型ロック・フ..........≪続きを読む≫
サマソニのキョンキョンは5,000人キャパの会場で入場制限がかかったんだそうです。ただ、キョンキョンのライヴってもの凄く久しぶりだったし、コアなファンが多いとは言え、サマソニの客層と何処まで合致するかの読みっていうのは難しかっただろうし。蓋を空けてみてガラガラだったら取り返しつかないわけで、手堅くやったってことでしょうね。その意味では目論み通りだし、ゆえにこうして話題にすることもできるっていう。ただ僕ら世代でキョンキョンっていうのは絶大な存在で、「なんてたってアイドル」な時代も良いけれど、その直後の『フラッパー』『ヒッピーズ』辺りのサブカル色も当時としては斬新、挙句にレゲエだリミックスだカヴァーだ、発想がぶっ飛んでいて面白かった。やるだけやりまくった挙句、「あなたに会えてよかった」でスタンダードな自身での大ヒットも飛ばすという。まさか「学園天国」の後にコミカル路線や企画ものってわけにはいかなかっただろうから。このバランス感、先読み感が彼女の鋭さでありセンスの良さだと思います。

小泉今日子「あなたに会えてよかった」 作詩:小泉今日子 作曲:小林武史
サヨナラさえ 上手に言えなかった/Ah あなたの愛を 信じられず おびえていたの/時がすぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/淋しい夜 そばに居てくれたね/言葉に出来ない気持ち わかってくれたね/何にも言えず ただ泣いてるだけで/本当の気持ち いつでも 言えたなら/側に居れたね ずっと/サヨナラさえ 上手に言えなかった/Ah あなたの愛に 答えられず 逃げてごめんね/時が過ぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/切ない夜 キレイに写ったね/こわれそうで 大切に抱きしめあったね/余裕がなくて ただ自信がなくて/あなたのゆれる気持ちに気づかない/ふりをしてたのずっと/追いかけてた夢が叶うようにと/ねぇどこかでそっと祈ってる あなたのために/遠い空に輝く星のように/あなたはずっと そのままで 変らないで/思い出が 星になる…/時が過ぎて 今心から言える/あなたに会えてよかったねきっと私/世界で一番 素敵な恋をしたね
正直、この曲がここまでヒットするとはほとんどのひとは予想していなかったはず。当時アイドルなんて下火の時代だし、アイドルをいかに卒業して女優になるか本格的歌手になるかとかっていう選択の時期だったんだけれど、彼女は見事その両方とも成し遂げるわけですね。僕は当時「スーパージョッキー」でこの曲を歌っているのを観て、あまりの曲の良さに感動してレコード屋に突っ走った記憶があります。小林武史もこの曲のヒットがなかったらmy little loverも今の存在もなかったはず。ソロデビューでは正直パッとしていなかったし、どちらかといえばサザンオールスターズや『KEISUKE KUWATA』などのプロデューサーっていう観点のほうが当時は強かった。彼は自身の持っているすべての作曲/アレンジ・テクニックとそれまで培っていた経験を投入してこの1曲を仕上げたんだと思います。小林武史の書いた曲でも僕はいちばん好きな曲かもしれない。何度聴いても楽曲に対するもの凄い執念や気迫を感じるんですよね。
ドラマ「パパとなっちゃん」の主題歌だったんですが、ちょうどドラマとのマッチングもこの曲は良かった。女の子の可愛さと残酷さが同居していて、ラブソングではあるけれど、ちょうどパパとなっちゃんとの関係にも置き換えられるというね。特にツボだったのは“ねぇどこかでそっと祈ってる あなたのために”です。この“あなた”へのかかりかたをどう捕るかで歌詞の意味合いがガラリと変わるわけですよ。よくできているなぁって思ったね。このフレーズがなかったら単純なラブソングだったんです。ま、それでもヒットはしたんだろうけれどね。ポップソングとしてはこの1行がこの曲のクォリティを究極に高めていると言っていい。スタッフワークも大きかったけれど、やっぱりキョンキョンは凄い。
この曲の後の「自分を見つめて」は清涼感あふれつつもちょっとマニアックなハウスアレンジのナンバーでヒットには結びつかず。しかしその後に鈴木祥子が書き下ろした「優しい雨」が来るんですよ! この曲は語るところがいっぱいあるのでまた機会がきたら…。小林武史とはまた「My Sweet Home」で組んでヒットを産むわけですが、個人的にはその後菅野よう子と組んだ「for my life」も好きでしたね。アルバムは最新作だと『厚木』かな? ソングライター陣に宮沢和史や高野寛らを起用していたりして相変わらず趣味がいいなぁなんて思ったのをおぼえています。でもあれからすでに5年経っているんですね。そろそろキョンキョンの新しいアルバムを聴いてみたいです。