今宵は架空楽団の結成30周年公演を観に、昨晩に引き続き渋谷オーウェストに行ってまいりました。架空楽団はあがた森魚、ムーンライダーズのコピーバンド一筋!という、いわば究極のアマチュアバンドですが、単なるコピーバンドと思うなかれ! いまや当のあがたさんなりライダーズのメンバー、さらに鈴木茂さんが登場して「花いちもんめ」をプレイしたり…憧れのミュージシャンとのセッションが観られるという、アマチュアバンドの夢を叶えているバンドなのです。架空楽団は今回写真も撮らせていただいたので、別の場所で時期を改めてたっぷり書かせていただきます!

で、その帰りに渋谷百軒街に見慣れないラーメン屋が大々的にオープンしていたのを発見。

なんか博多天神ラーメンに似ているなぁ…と思う店の作り。だが、なんとラーメンは400円(天神はちなみに500円)! さらに替え玉は2個まで無料(天神は店先の替え玉券を持っていけば1個は無料)! もの凄いサーヴィス精神で驚かされるけれど、ある種天神へのあてつけのようにも思えます。大丈夫かな。

その400円ラーメンを頼んでみました。観てくれも天神ラーメンにそっくり。卵は入っていないんですが、もともと僕は卵必須なひとではないので、入っていないので安いんならそっちのほうがいい。スープは天神を継承した豚骨ベースのあっさりスープ。カウンターに「たれ」や「にんにく」「辛子高菜」「紅ショウガ」「胡椒」などが置いてあり、自分で味付けできるというのも一緒ですね。ただ天神ほどの深みというかコクはスープにはなくてその意味でもあっさりさですね。麺は重たい味。天神同様の細麺なんですけれど、ゆで方がなっていないのか製麺の際につなぎ材を入れすぎているのか、細いのにうどんでも食べているかのような重たさなのです。だからバランスが悪い。天神と比べ過ぎかもしれませんけれど、天神はバランス良いと思うんだよね。でも400円だったら文句言えないなぁとも思う。

さらに驚きはこの茶飯。なんと無料です…。チャーシュー入りの醤油味炊き込みご飯なんですが、ラーメンよりはっきりいってこっちのほうが美味い。替え玉じゃなくて茶飯のおかわりがしたくなるくらい。

400円でお腹いっぱいになれるって凄いなぁ。吉野家の豚丼以上のコストパフォーマンスであります。が、果たしてこれで経営が成り立つのかが非常に疑問でもあります。オープン記念価格だったらまだわかるんだけれど…そこそこお客さんは入っていたけれど大丈夫かな?

ところで、この博多風龍ラーメン、どういうお店なのかと検索してみたらびっくり! 真っ先に引っかかったのはAUTO MOD ジュネさんのブログだったのです。http://genet.jugem.jp/?eid=1623 ジュネさんのブログを読むとわかるんですが、やはり博多天神から勝手にのれん分けしちゃったお店のようですね。どうりで似ているわけだ…っていうことは、あんまり良い分かれ方はしていないだろうな。ただでさえ原材料高騰でヒーヒーいっている飲食業界において「400円」基準で勝負しようとする姿勢は凄いとは思うけれど。でも僕はちょっと厳しいような気がします。製麺だけもうちょい手を入れれば、天神ラーメンにとって脅威になってしまうのは間違いないわけで、潰し合いにならなければいいんだけれど…。天神ラーメンは独自製法の圧縮釜で豚骨スープを作っているんだけれど、その辺風龍ラーメンはどうやってやっているんだろう? 気になります。