ブログネタ:高校球児とサッカー少年 付き合うならどっち? 参加中
宇崎竜童の曲で初めてくらいに聴いたのは多分「ベース・キャンプ・ブルース」。HIROSHIMA PIECE CONCERTで弾き語りで歌っていたんだ。NHKか何かで放映されていた模様を観たのが妙にインパクトとして残ったんだよね。もとはダウン・タウン・ブギウギ・バンドの2nd『続 脱・どん底』に収録されていた曲です。「スモーキン・ブギ」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が収録されている名盤中の名盤。しかし僕は間抜けなことに、何故かずっとこの曲を野球のキャンプシーズンのことを歌っているものだと思い込んでいた…実際はもちろん米軍キャンプのことを写実的に描いた濃密な曲なんですけれどね。ミーハーな田舎の子供の12、3歳の理解度なんてその程度でしたよ。この後に竜童組を聴くようになったんじゃなかったかな? 逆かな? ちょっとあやふやではありますが、僕は完全に竜童組世代なんですよね。今聴いても画期的だなぁ。祭り囃子でロックになってしまうのかと。オリエンタルなビート感とともに、黒人R&Bに繋がる感覚もあって凄かった。…って把握するのはずっと後なんですけれど、音楽聴きはじめのガキには凄く大人っぽくてワクワクした音楽だったんですよ。
と、いきなり脱線ネタで始まってしまいましが、野球とサッカーならば今なら断然サッカーに軍配があがってしまうのではないでしょうか? 昔だったら野球部だよね。あとはラグビーとか。女子学生たちが「ユニフォーム洗わせてください!」とか群がるの。昭和40~50年代だとそういう風潮だった。マンガとかドラマの影響が大きい気がします。
野球マンガっていうと水島新司だったり梶原一騎原作、川崎のぼる画の「巨人の星」だったりっていう時代だったけれど、そこにスタイリッシュな青春群像みたいなのを持ち込んだあだち充の野球マンガもまた画期的だったよね。僕も夢中になって観ていましたよ。そしてその頃は人気スポーツっていったら間違いなく野球だったし、それは絶対的だった。今では考えられないけれど、まだサッカーはマイナーなスポーツだった。
サッカーっていうスポーツを認識したのも僕はマンガで「キャプテン翼」だったり「がんばれキッカーズ」だったり。その頃はJ-リーグなんてものもなかったからね。新しいスポーツっていう印象だった。ただ、野球がわりと国内完結型の時代で大リーグ挑戦なんて夢のまた夢だった時代に、サッカーには世界挑戦っていう夢がわりと見やすかった部分がある。これは「キャプテン翼」が大きいなぁ。あと釜本さんとかね。J-リーグがフィーバーしてワールドカップ挑戦なんて構図が生まれてからは、逆に野球が人気低迷するという考えられなかった時代が訪れるわけですが。野球少女っていうのはお洒落に見えなかったわけだけれど、サッカーの女性サポーターっていうのはお洒落に見えた。この辺の差かなぁとも思う。
野球に関しては基本的に丸坊主だし規律に厳しいチームワークのスポーツっていうイメージがあるし、実際そうなんだよね。スポ根マンガでいうと「女なんかに気を取られず野球に打ち込むんだ!」的なストイックさがつきもの。これをくつがえしたのがあだち充ですね。ところがサッカーって野球よりもわりとオープンなイメージがありました。頭髪も自由だったしね。ファッショナブルさで明らかに野球より先に行った気がします。いろんなカルチャーショックがあったもの。
言うなれば、昭和と平成の差といいますか、野球文化とサッカー文化の住み分けというのがまんま女性ファンの視点だたり価値観の推移に影響したところは多いにあるような気がします。僕は生まれも育ちも現住も埼玉県なもので埼玉西武ライオンズや浦和レッズ、大宮アルディージャが盛り上がっている土地柄です。でも女性人気っていう面では野球とサッカーではサッカーのほうが人気あるよね? 当然つきあうならサッカー少年なんじゃないのかな、彼女らは。
野球とサッカーを単純に比べたときに、現役選手でいられる年月という面では野球の方が長いよね。キングカズとかああいう偉大なひともいるけれど、わりと20代で現役を去ってしまうサッカー選手は多い。そして低年齢化趣向だしね。ゆえに野球人気っていうのは何かの拍子にまた再燃してくる可能性はあると思う。でもなんにせよもっとファンにとって親近感が沸くようなスタンスではないとね。レッズはやっぱりその辺徹底していると思います。女の子にモテるスポーツは結果的に人気が出るわけなんだから、プロ野球はその辺もうちょい研究する必要があると思うなぁ。