
僕はまったくパンク・ムーヴメントの影響も恩恵も受けてきていないんですが憧れはあるんですよね。一応だいたいのは聴いていたりして押さえていたりはします。ただ抵抗もあるので自分がそういうところに身を置くっていうのは考えられない。音楽的にも僕にはスカスカすぎて…THE JAMも後期以後じゃないとピーンと来ない。どっちかというと、ポップグループとかPILとかポストパンクのほうが音楽的にはピンときます。
だいたいパンクってビジュアルだとも思う。音だけを聴いていてもピンと来ないんだけれど映像で観ていると面白いし、そこにこめられているアイロニーなりメッセージがわかるというわけです。高校のときにこういう映画が上映されていたら人生変わっていたかもなぁなんて思うのは、トランスフォーマーが企てたパンク・ムーヴィ・シリーズであります。 シネセゾン渋谷にて連続レイトショー公開されます。
ここんところパンク・ムーヴィは花盛りなんですよね。それに追従するこの企画、『NO FUTURE:A SEX PISTOLS FILM』(http://www.barks.jp/news/?id=1000042450)はいくつかあるピストルズ映画のなかでも最近の作品。短いピストルズの花時を目の当たりにできます。再結成ピストルズって話題がイマイチですね、そういえば。『THE PUNK ROCK MOVIE』(http://www.barks.jp/news/?id=1000042452)はわりと有名な映画なんですけれど結構資料価値高い映像も多い。セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズ、スージー&ザ・バンシーズ らも登場しますし、当時の英国の空気感っていうのがなんとなく把握できます。『ROCKERS[完全版]』(http://www.barks.jp/news/?id=1000042455)はちょっと異色な感じなのだけれど、これは東京ロッカーズやS-KEN周りのムーヴメントを押さえた作品品。FRICTION、LIZARD、Mr.KITE、MIRRORS、PAIN、S-KEN、SPEED、SS、自殺、8 1/2になんとTHE STRANGLERS…いやはや凄い面子。英国やNYのパンクムーヴメントはある種登竜門的なところがあると思うんですが、国内の70年代パンク~ニューウェーヴ・シーンはなかなか触れる機会ないんじゃないかな? 若い子には絶好のチャンスだと思います。
まだ試写会に行けていないので偉そうなことは書けませんが、映画のスクリーンで観る価値はある3本だと思いますよ。