ブログネタ:夏休み、子どもと一緒にどこ行きたい? 参加中
軽井沢おもちゃ王国
ホテルグリーンプラザ軽井沢
ホテルグリーンプラザ軽井沢

僕には残念ながら子供はいないので、我が子を連れてバケーションっていうのは経験ないんだよなぁ。リアルに書くとしたら山に虫取りに行くとか、川に魚取りに行くとか、自然と戯れる方向で考えますね。なるべくひとがいないところ(笑)。でも怪我は怖いからあんまりマニアックな場所もどうかと思うし、長瀞辺りがいいかなぁ。温泉も入れたら言うこと無し。

それはそうと、僕が幼い頃に考えもしなかったこと。それは親とライヴに行くことです。コンサートってくくりだったらまだわかるんだけれど、ライヴハウスに小さい子を連れて…っていうのはなかなか想像し難かった。大音量で泣いちゃったりするじゃない? 音楽性にもよるとは思うんだけれどね。とか思っていたら、20日(日)に山嵐の下北沢モザイク公演に行って来たんですが、広報フロアスペースに2~3才くらいの子供を抱いた親御さんがライヴを観ていてびっくり! 山嵐のあのハードなサウンドに耐えられるかな?と思ったんだけれど、どうやら大丈夫だったみたい。いろんなライヴで子供連れっていうのは最近観ることが多くなったね。BOWWOWのスーパーライヴとかだとたしか高校生以下はチケット無料だったと思うし、2世代でロックを楽しむっていう文化もそろそろ当たり前になってくるのかもしれない。ともすれば、大好きなライヴを愛する我が子を連れていくっていうのはなんか良いなぁ。憧れるなぁ。根っからの音楽馬鹿、いや音楽親馬鹿になってみせるぜ。

山嵐が6月にリリースした最新アルバムが『狼煙 NOROSHI』です。ドリーミュージックを離れて自身のレーベル「豪速球」から満を持して輩出したんですが、なんと新作リリースは2年振り。ここのところは湘南音祭の開催などもあって凄く忙しかったんだろうなぁ。僕は前作『湘南未来絵図』での取材がきっかけで猛烈なファンになったので、ファン歴は浅いんですよ。でもライヴを観たらどっぷりとハマッてしまいましたね。『湘南未来絵図』はメロディアスなアプローチが顕著だったがゆえに、コアなファンの間では物議も醸し出したそうですが、逆に僕のようなヒップホップ・カルチャーを素通りしてきたような人間には入門編として凄く良かったのです。実際『湘南未来絵図』は時間が経って冷静に今聴いてみてももの凄い傑作だと坊は思っているし、タイトル曲「湘南未来絵図」は湘南音祭の両日最後に演奏されていたりと、湘南音祭のテーマソングとも言える重要曲です。

『狼煙 NOROSHI』は前作でのメロディアスなアプローチも引き継ぎつつ、何処か原点回帰したようなアグレッシヴさも魅力で、また「これ、どうやって鳴らしているんだよ、おい!」的な弦楽器サウンドの新境地さと言葉のインパクトはさらに先進性を増しています。相当聴き狂っているんだ、僕は。仕事帰りに疲れ果てて、しかも汗だくで暑くて気持ち悪くて…そういうストレス貯まりまくりな状況で聴くと「今一度やってみるか!」と気合いが入るような1枚。素晴らしいカンフル剤っぷり。インターネット社会を痛烈に風刺した「希望の鐘」などは非常に胸が痛くもなるけれど(^^;)、やたらと歯の浮く台詞の歌詞が反乱するご時世で、山嵐はちゃんと歌うべきもの、歌わざるえないものを真摯に語っています。こういうのをロックっていうんだよ。

下北沢モザイク公演はツアー初日ということもあり、内容は下手に書くとネタバレする可能性があるから書かないけれど、もちろん『狼煙 NOROSHI』の楽曲は主軸として、初期の曲も盛り込んだバランスの良い選曲で楽しませてくれます。先述の通り、『狼煙 NOROSHI』の曲はあの不思議なバンド・サウンドをちゃんと生で小細工なしに再現するし、地響きを起こすような重低音と次々に放たれる前人未到のギター・サウンド&アンサンブルにはショック受けますね。みんな拳を振り上げたり踊りまくっていたりしたけれど、もう何も考えないで楽しんじゃえばいいんだろうな。でもちゃんと観終わったあとに山嵐のメッセージはちゃんと胸に残るんです。最初取材でお会いしたときはZIGGYの森重さん同様、タトゥーにビビりましたが(笑)、武史さんとかむちゃくちゃ紳士的で知的なかたなんですよね。そういうキャラクターも含めて僕は山嵐がだいすきです。

ファイヤーバード! 火の鳥! 不死鳥! フェニックス!