ブログネタ:電車の席、1列空いていたらどこに座る? 参加中


だいたいのひとが端っこを挙げると思うんだよな。僕もそう。端っことられていたら次は手すりのある席か真ん中だろうし、そうやって徐々に埋まって行くパターンがフツーだよね。僕もそうです。こういうのを「ラッキー! 空いている!」って座るひともいれば、わりと無意識に選んでいるひともいると思う。席でもつり革でもドア隅にしても、血相変えて場所とりを目指すひともいれば無意識に選択するひともいる。人間ひとそれぞれだね。

ゲーム感覚で怒られるかもしれないけれど、僕が日常的に乗る埼京線っていうのは構造的に欠陥があって。圧倒的につり革の数が少ない。よって揺れるとつかまるものがないわけで、大変なことになるわけです。しかもこのクソ暑い昨今、汗ベタベタの汚いオヤジの肌が被さりでもしたら、痴漢じゃなくても訴えたくはなるよね。実際、痴漢も多いんだけれど。痴漢呼ばわりされて揉めているのを観るのは珍しい光景じゃないよ。

と書いてきて思い出すのは角松敏生の『存在の証明』。アッパーで明快なポップチューンが並んでいるわりには歌詞はメッセージ性が重くて、痴漢の冤罪を描いた「痴漢電車」なんてタイトルの曲まで収録されています。角松敏生がこういう言葉を選ぶとは思いもよらず、リリース時は非常に驚きましたし話題になりましたよね。「痴漢電車」でアルバムタイトルが『存在の証明』だものな(笑)。偶然だろうけれど洒落にならない(笑)。

埼京線、天井中につり革をぶら下げればもうちょい痴漢トラブルも少なくなるんじゃないかな? 怪しまれないためにも手はあげておくほうが無難だったりします。