ブログネタ:別れた相手に連絡する?連絡きたら嬉しい? 参加中
LEFT BANK(左岸)
作詞:鈴木慶一 作曲:高橋幸宏・鈴木慶一
この川はいつからか水が流れてない/ごみの山と錆びついた船があるだけ 苔のように/恐竜の時代から変わってないことは/太陽と空、生と死があること 過ぎてしまうこと/向こう岸は昔住んでいたところ 左岸を海に向かって僕は歩く/君を愛しながら/この愛はいつからか 片側だけのもの/お互いの心さらけ出す そのとき愛は変わってしまう/向こう岸は君と住んでいたところ/左岸を風に向かって僕は歩く 君を忘れながら/最強の敵は自分の中にいる/最高の神も自分の中にいるはず/向こう岸に僕の肉が迷っている/左岸で骨になるまで僕はしゃがんで/ついに君に触れたことなかったね とつぶやいて泥で顔を洗う
「LEFT BANK(左岸)」は高橋幸宏さん、鈴木慶一さんのユニットTHE BEATNIKS用に作られた曲ですが、とてつもない美しくもせつないバラードです。結局、幸宏さん、慶一さんのそれぞれのソロでもプレイされています。僕は慶一さんのソロアルバム『SUZUKI白書』に収録されているヴァージョンがいちばん好きですね。ちょうど慶一さんが離婚を経験された頃でその想いを綴った曲だと言われています。ラブソングであるとともに“最強の敵は自分の中にいる/最高の神も自分の中にいるはず”という、アーティストとしての姿勢を刻んだフレーズを込めている部分も非常に印象的です。干上がった川…水が流れていないから川ですらないんです。その川をあえて渡って向こう岸にわざわざ渡るわけです。深い。若造にはこんな詩は書けっこない。十代そこそこで背伸びして聴いたとき、こういう歌詩をいつか書きたいと思いました。
後日談ってわけじゃないけれど、慶一さん、離婚されたあとも鈴木さえ子さんと仕事されていますよね。去年もCINEMAのプロデュースをされたし。慶一さん、さえ子さんともに同じ人生はともに歩めなかったけれど、相変わらず音楽家としてお互いを尊敬している。凄いことだと思う。僕もこういうスタンスをとれる人間でありたいと思うんだけれど…なかなかできることでもない。選ばれたひとだけにできることなのだろうか。
過去の恋人と連絡をとっているのはひとりだけ。といっても年賀状だけですが。あとは基本的にまったく連絡を取っていないですね。そして向こうからも連絡はない。避けているわけではないが連絡を取る理由が皆無だから。うちひとりはまったく連絡が取れない。本当に何残らず消えてしまった娘がいる。あいつ元気にいるんだろうか? 過ぎてしまったことは基本的に許容したいっていう風に強く僕は思う。でも僕が許容したところで、相手や周りはそう簡単にわりきってくれない難しさっていうのがあるね。そしてそれでコンセンサスをとるのはとても難しく面倒くさいこと。ゆえに僕はみんなと疎遠になってしまうなぁ。元気でやってくれていたらなぁ、と強く思う。連絡きたら嬉しいと思うか? そんなことわからないなぁ。両手を上げて喜ぶようなことはないと思うけれど(笑)。それよりも新たな出逢いに期待(笑)。
さぁ、僕も泥で顔を洗おう。