「ナイアガラトライアングル3」を作るのであれば曽我部恵一さんと堂島孝平さんが相応しいと思っている僕。いまどきソロ・アーティストのコンサートで大掛かりで実験的なエンタテインメントショーをやるひとってかなり珍しい。しかもそれでかなり定期的にライブやっているひととなると、角松敏生さんとかある程度の大御所になっちゃうんじゃない? ジャパニーズ・ポップ・ミュージックのプリンスといえば堂島孝平。彼より若い世代ってなるとクノシンジさんであるとかいるけれどまだまだだしなぁ。僕は堂島孝平のファンでありますが、毎回アルバムが出るたびにライブを観るたびに悔しさっていうのもおぼえる。同世代だからさ、「うわぁ、やられちゃった!」みたいな悔しさがあるんですね。って何も僕はやっていないんだけれど(^^;)。そういう感動と悔しさが入り交じる感情を与えてくれる貴重なシンガーソングライター/マルチプレイヤー/エンターテイナーであります。
根本要さんがバック転をやめてしまった今、ライブでバック転してくれるポップ・ミュージシャンも堂島くんだけ。杉真理さんや根本要さんの話芸も受け継ぎ(笑)、伊藤銀次さんや佐野元春さんらとの共演だったり、上の世代のミュージシャンとのブリッジ役も担えるキャラクター。何より音楽マニアでありその伝統を受け継ごうとする使命感も持っているひと…彼の存在意義はとても大きい。ただなぁ、当初の僕の展望ではとっくに武道館クラスのライブやっているはずなんだけれどな。なんでこれだっていうヒット曲が出ないのかが不思議である。「45℃」とかバカ売れするはずのポップナンバーなんだけれどなぁ。

堂島孝平の最高傑作と言われたら僕は最新作『UNIRVANA』を上げます。最新作が最高傑作とはできすぎた話なんですが、でもこれは確かに完璧なまでの傑作なんです。ハンネ(涅槃の逆読み)の冒険を描いたコンセプトアルバムなんですが、難しいことを意識しないでただ聴くだけでも恐ろしい名曲揃い。アレンジが以前のアルバムと比べると淡白だったり、「間」を重視した音数を削いだものだったり、これまでの経験値がすべて注ぎ込まれたがうえにできた決定的1枚。『UNIRVANA』はまんまライブで再現されたショーが春に行なわれたんですが、8月にその模様がライブ盤でリリースされます。僕はライブも観に行っているんですが、ライブ盤として聴きかえしても聴き飽きない仕上がりです。『UNIRVANA』と一緒に揃えておきたいものです。さらには徳間時代のベストも出ます。これも名曲揃い! 『UNIRVANA』と聴き比べると音数がゴージャスで、サーヴィスし過ぎて逆にシーンから浮いちゃったのかな?なんてことも思いますが。でもいずれにしろ贅沢な域での話ですよ。いまどきこれだけのことをやれるポップ・ミュージシャンはいないんだから。小沢健二さんがやり残した後の可能性を受け継いでくれるかのようなものも、個人的に感じていたりしていてね。
彼はいくつかのバンドを持っているんですが、今日は堂島孝平楽団としてのライブ。個人的にFENCE OF DEFENCE以来の赤坂ブリッツでありました。なんと7管のホーンセクションを従えて、ノーナリーヴスやヒックスヴィル、東京スカパラダイスオーケストラの混合バンドというなんとも贅沢な15人編成であります。先述の『UNIRVANA』の曲を中心に、ホーンセクションが大活躍のセットリストなわけですが、驚いたのはカヴァーナンバー。フリッパーズギター「ビッグバンドビンゴ」をやったのには驚いた! 前々から小山田圭吾さん系の歌をやらせたら堂島公平の右に出るものはいないと思っていたんだけれど、いやはや激ハマりでしたよ。さらにナイアガラフリーク仲間であるYO-KINGをゲストに迎えて、真心ブラザーズ「サマーヌード」「スピード」、山下達郎「ドーナツソング」もカヴァーしたりしてさ。最高の選曲でした。ここまでやれるひといないでしょう? このカヴァーを含めたサーヴィス感、スタレビや角松敏生に通じるところがあるなぁ。明らかにその血筋を引いているひとでしょう。
僕、彼にカヴァーアルバムを作ってほしいんだよね。昨今、内容度の薄いカヴァーアルバム・ブームで食傷気味になっているところがあるけれどさ、カヴァーアルバムの醍醐味っていうのを堂島君ならびしっと示してくれると思うんだよね。それこそナイアガラからフリッパーズまでさ、ジャパニーズ・ポップス・クロニクルを彼の抜群のセンスで具現化してくれないものか? そんなことを思ってしまったライブでありました。いや、絶対に良いのを作るって。僕が保証するよ。
根本要さんがバック転をやめてしまった今、ライブでバック転してくれるポップ・ミュージシャンも堂島くんだけ。杉真理さんや根本要さんの話芸も受け継ぎ(笑)、伊藤銀次さんや佐野元春さんらとの共演だったり、上の世代のミュージシャンとのブリッジ役も担えるキャラクター。何より音楽マニアでありその伝統を受け継ごうとする使命感も持っているひと…彼の存在意義はとても大きい。ただなぁ、当初の僕の展望ではとっくに武道館クラスのライブやっているはずなんだけれどな。なんでこれだっていうヒット曲が出ないのかが不思議である。「45℃」とかバカ売れするはずのポップナンバーなんだけれどなぁ。

堂島孝平の最高傑作と言われたら僕は最新作『UNIRVANA』を上げます。最新作が最高傑作とはできすぎた話なんですが、でもこれは確かに完璧なまでの傑作なんです。ハンネ(涅槃の逆読み)の冒険を描いたコンセプトアルバムなんですが、難しいことを意識しないでただ聴くだけでも恐ろしい名曲揃い。アレンジが以前のアルバムと比べると淡白だったり、「間」を重視した音数を削いだものだったり、これまでの経験値がすべて注ぎ込まれたがうえにできた決定的1枚。『UNIRVANA』はまんまライブで再現されたショーが春に行なわれたんですが、8月にその模様がライブ盤でリリースされます。僕はライブも観に行っているんですが、ライブ盤として聴きかえしても聴き飽きない仕上がりです。『UNIRVANA』と一緒に揃えておきたいものです。さらには徳間時代のベストも出ます。これも名曲揃い! 『UNIRVANA』と聴き比べると音数がゴージャスで、サーヴィスし過ぎて逆にシーンから浮いちゃったのかな?なんてことも思いますが。でもいずれにしろ贅沢な域での話ですよ。いまどきこれだけのことをやれるポップ・ミュージシャンはいないんだから。小沢健二さんがやり残した後の可能性を受け継いでくれるかのようなものも、個人的に感じていたりしていてね。
彼はいくつかのバンドを持っているんですが、今日は堂島孝平楽団としてのライブ。個人的にFENCE OF DEFENCE以来の赤坂ブリッツでありました。なんと7管のホーンセクションを従えて、ノーナリーヴスやヒックスヴィル、東京スカパラダイスオーケストラの混合バンドというなんとも贅沢な15人編成であります。先述の『UNIRVANA』の曲を中心に、ホーンセクションが大活躍のセットリストなわけですが、驚いたのはカヴァーナンバー。フリッパーズギター「ビッグバンドビンゴ」をやったのには驚いた! 前々から小山田圭吾さん系の歌をやらせたら堂島公平の右に出るものはいないと思っていたんだけれど、いやはや激ハマりでしたよ。さらにナイアガラフリーク仲間であるYO-KINGをゲストに迎えて、真心ブラザーズ「サマーヌード」「スピード」、山下達郎「ドーナツソング」もカヴァーしたりしてさ。最高の選曲でした。ここまでやれるひといないでしょう? このカヴァーを含めたサーヴィス感、スタレビや角松敏生に通じるところがあるなぁ。明らかにその血筋を引いているひとでしょう。
僕、彼にカヴァーアルバムを作ってほしいんだよね。昨今、内容度の薄いカヴァーアルバム・ブームで食傷気味になっているところがあるけれどさ、カヴァーアルバムの醍醐味っていうのを堂島君ならびしっと示してくれると思うんだよね。それこそナイアガラからフリッパーズまでさ、ジャパニーズ・ポップス・クロニクルを彼の抜群のセンスで具現化してくれないものか? そんなことを思ってしまったライブでありました。いや、絶対に良いのを作るって。僕が保証するよ。