ブログネタ:タトゥーしたい? 参加中


分母がブルーで 分子がハッピー / 誰かが言ってたのは 正しいな 夕暮れに / 誰かが言ってたのは 素晴らしいな 暗がりで / 誰かが言ってたのは あたってるな 二つ目の/くちぐせにするよ 朝おきたら ふえる ひとり言が

こんなサビが印象的なムーンライダーズのシングル「ブルー分のハッピー」。なんかもの凄く言い得ている。もはやアイロニーでもなんでもなくて、本当「あたってるな」。この歌詞の中で“薔薇色のタトゥーを入れよう”っていう場面が出てくるのがもの凄く印象に残っている。実際に鈴木慶一さん、タトゥーを入れるんだよね。

タトゥーというか、刺青文化っていうのは僕の概念にはまったく登場しないものなので、「したいか? したくないか?」と言われても「しない」としか言いようがない。ピアスだって抵抗あるからね。あくまで自分の耳に穴空けるのは、という意味で。自分以外のひとがするのはいいんです。自由だと思う。別に整形手術でもそれでそのひとが幸せになるならいいじゃないかって思う人間なんで。ただ僕自身が生まれ持った身体を人工的に手を入れるのに抵抗があるというだけの話。いまだ肩に残っているBCGの痕だって抵抗があるっていうね。

日常的にタトゥーを入れているひとに逢うことは多い。ロック系の仕事をしているとごくごくノーマルです。なかでも印象に残っているのは森重樹一さん、バックヤードベイビーズのドレゲン、エルレガーデンの細美武士さん。タトゥーがっていうよりも、備えた空気感が印象に残ったというほうが正しいかも。みんなフレンドリーなかただったんですけれど、間近でタトゥーを見るとやっぱりビビるな(笑)。特に森重さんはびっしり入っていて初対面のときはちょっと怖かったんです(^^;)。が、話すと凄く誠実で優しくてもの凄く真面目なかたなんですよね。男惚れしちゃうくらいに。それはドレゲンや細美さんにも通じるところがあると思う。才気あふれるミュージシャンって真面目なひとが多いんじゃないかな?

今日はあとで12弦ギターを買います(^^)。