ブログネタ:一人焼き肉、一人カラオケ、やってみたい? やったことある? 参加中


レベッカ「LONELY BUTTERFLY」
作詩:NOKKO 作曲:土橋安騎夫

眠ってるあなたのほほに 息をひそめてキスをしたわ/ごめんねあたし勝手すぎたの/こんなにあなたつかれさせて/やさしいうでも 今はつらいだけ/もうこれ以上 ウソもつけないの/Lonely Butterfly 朝がくるわ/Lonely Butterfly もう行かなきゃ/愛がすべてを変えてくれたら まよわずにいれるのに/わがままでケンカするたび いつもあなたは言ってたわ/”君はまるで自由なちょうちょさ 信じるなんてできないよ”/それても2人よりそえたから/傷つくこともこわくなかった/Lonely Butterfly 朝がきたわ/Lonely Butterfly もう行かなきゃ/愛がすべてを変えてくれたら まよわずにいれたのに

レベッカは『TIME』がなんだかんだでいちばん好きなアルバムかもしれない。まず音が邦楽じゃなかった。今でこそ洋楽/邦楽の音の差なんて気にならないけれど当時は歴然としていたからね。まず小田原豊のドラム・サウンドが凄いんだよ。80年代のドラム処理~トリガー修正だのっていうのは飛び越えて、生ドラムゆえのダイナミズムをストレートに押し出したドラム・プレイ。もちろん小田原豊がスーパードラマーだっていうのもあるだろうけれど、レベッカのサウンドの趣向性っていうのは際立って先駆的だったと思う。この後の『POISON』なんか最高潮だろうね。グルーヴも新しかったしさ。『TIME』はその一歩手前のクールさと土臭さ、そしてストイックさがあって痺れます。「LONELY BUTTERFLY」はたしか先行シングルだったんですが、サビ前の小田原豊の連タムのフィルインが素晴らしいんですよ。あの衝撃がいまだに身体を抜けなくて、自分でドラムを打ち込むときはついつい真似ちゃうもんなぁ(笑)。

この歌詞ってもの凄い自分勝手な女の言い分って感じもしていたんだけれど、まったく逆のシチュエーションも考えられるんだなって今だとわかる30代。”君はまるで自由なちょうちょさ 信じるなんてできないよ”って言っているこいつ(男性)がそもそも淡白でまともに恋人を相手できていないというか。そういう場面だとまるで自分自身と同じと思えてね、なんでもかんでも女性のせいになんてできないよなぁ。“やさしいうでも 今はつらいだけ”っていうフレーズがシンプルだけれど凄い。書けないでしょう、これは! なんでもかんでも愛で解決ってわけにはいかないです。愛があるから逆に解決できないことだってあるわけだからね。でも人間として理知的に行きていくってことは愛に翻弄されるってことでもある。そして翻弄されるのが何故かと言えば、人間は「個」であるからだよ。100%誰かに人生を捧げられるほど強い信念を持つ人間ばっかりではないわけだから。僕もそう。

1人焼肉だろうが、1人カラオケだろうが、その行為を1人ですることにはまるで抵抗がない。だからやりたかったらなんの羞恥心も抱くことなく僕はできるよ。だけれど、実際やってみたことはないし、やりたいという気持ちはないなぁ。焼肉は複数で行って焼くから美味しいんだし、基本的に1人で食事するときは簡単に済ましたりすることが大半です。あまり肉を食べたくなるってことはないんだけれど、吉野家とか松屋とかああいうんで気が済んじゃうから。カラオケは好きじゃなくて、だったら明星の歌本広げて自分で弾き語りするほうがいい(笑)。そんななのであまりシンパシーを抱ける行為ではないかもね。お好み焼き屋とかもぼちぼちとかね、最近は焼いて持ってきてくれるほうが好きだし、自分から進んで肉を焼きたいと思うわけでもない(笑)。

とはいえ、カラオケだと練習しないとだものね。友達と行くときって歌を披露するときだろうから、やっぱり練習は必要だよなぁ。練習スタジオみたいに、カラオケも個人練習料金とかないんだろうか? 「個人練習」って概念が頭からあれば恥ずかしいも何もないよね。カラオケだろうが楽器だろうが、個人練習はなんとも寂しいもんですけれどね。しーんとしたスタジオで意外と何もしないでぼーっと数分経ったりしてさ。あぁ、そういう個人練習とかになれているから1人カラオケって言われても、あまり不自然さを感じないのかもしれないなぁ。