
近藤等則との出逢いは大きかった。僕が中学卒業くらいに首都圏ではFM開局ラッシュになり、地元にFM NACK5(FM埼玉)ができました。ライオンズ中継があったりAMノリだったりと当時は異色だったんですが、すっかり今のFM局の路線を決定づけてしまいましたね。当時のJ-WAVEはネイティヴのDJしか使わなかったり邦楽はかけなかったり、局それぞれの独自性が極端なほどあったものですが。なかなかそれではビジネス的に確立することはできなくて、何処も落ち着きどころを探すことになる。結果的に何処か似たようなところになっちゃうのは日本のつまらないところですよね。もちろんそれぞれのカラーはあるんだけれど、もっと極端で良いと思います。流れる音楽なんかに関してもさ。
そこを言えば、開局当時のNACK FIVE金曜深夜に放送されていた「近藤等則のMIDNIGHT SPECIAL DANCE BEAT ON FRIDAY NIGHT」は凄かった! 当時最先端のインダストリアル・ミュージックやワールド・ミュージックなどをガンガンかけて、近藤さんが喋る内容も辛辣な政治ネタも多く思想的にもかなり影響を受けました。人格形成って意味ではあれ以上のショックっていうのはないかもしれない。当時の放送、何本かカセットに録ってあったけれど紛失してしまい…どなたか保存されているかたいらっしゃったらダビングしてくれないかなぁ? 今聴いても絶対に面白いしもの凄く気合い入ると思うんだよなぁ。当時近藤さんがやっていたKONDO IMAの音楽性も凄かった。もう音が明らかなにほかではない感じね。もう死にものぐるいでレコードを探しまわりましたよ! 今でも全部は持っていないから探していますよ! 特に近藤等則IMA『Metal Position』!! CDもレコードも持っていますが、もし売っているのを見かけたらみなさんご連絡ください。僕が買い占めます(笑)。もう何枚持っていても足りないくらいの飢餓感を感じる作品なんですよ。僕の野望としては『Metal Position』に12インチシングル『CHINA BOOGIE』をボーナストラックとして足して、紙ジャケット仕様でいつか再発したい1枚です。これもライナーとかノーギャラで熱いのを書くから関係者のかた、ぜひよろしくお願いします!
あ、なんで『Metal Position』かっていうと、単純に「TEA GIRL」って曲が入っているから。「茶」っていう女性の声サンプルがキュートです。先述のMIDNIGHT SPECIALのジングルで凄いカッコ良いのがあって、それを探していたら実は「TEA GIRL」だったという。あのフレーズだけで1曲できちゃうくらいのキャッチーさなんだけれど、同曲でその美味しい部分が出るのはたったの1度だけ。凄い濃密なアルバムですよ、『Metal Position』。IMA作品はどれも尖っているけれどね。

緑茶もコーヒーも紅茶もだいすきです! お酒や煙草などの嗜好品が駄目な代わりにこういうものには目がないという。コーヒーでも紅茶でも砂糖は入れないですね。コーヒーも特に銘柄とかこだわっているわけではないんですが、酸味が強すぎるものは苦手です。そしてコーヒーも紅茶も基本的にはアイスのほうが好きですね。濃くてもぐいぐい行けてしまいます。打ち合わせとかでお店使う以外はほとんどテイクアウトが多いのと、あとはペットボトルですね。アイスコーヒーだとWANDAの朝目覚めがシャキッとするボトルが良い。あれはボトル系のアイスコーヒーではピカイチの美味さだと思う。お茶系で好きなのは大塚製薬の「天空烏龍茶」。セブンイレブンでも作っているけれどあっちはイマイチ。大塚製薬の作るお茶ものは結構どれも美味しくて好みです。上海留学したとき、まさにあっちで飲んでいたのに近い味わいと香りがあるんですよ。昔「聞茶」っていうのが出たときも近いと思ったけれど。

でもって、一番好きなお茶系ペットボトルは「JAVA TEA」です。これだけは飲み飽きない。ただし売っているところが限られているのがちょっとなぁ…。午後の紅茶なんかより全然美味しいと思うのだけれど。でもって、ガラス瓶のやつが美味しいです。なんでガラス瓶のってあんなに美味しく感じるのか? コーラなんかでもそうだよね。普段は入手しやすいペットボトル形がどうしても多くなってしまうわけですが、ガラス瓶のやつで飲むのがいちばん贅沢で美味しい気がしています。
ペットボトルの便利さと引き換えに味を犠牲にしているところってあるんじゃないかな? CDやデジタルデータの便利さに慣れつつも、実はアナログ・レコードがいちばん音が良く感じるっていう感覚と近いものがある気がしますね。