ブログネタ:キャンドルナイトに参加しませんか? 参加中
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100万人のキャンドルナイト 東京八百夜灯2008
バニラビーンズ
キャンドルナイト スキン
100万人のキャンドルナイト 東京八百夜灯2008

FM NACK5の鬼玉でたまちゃんこと玉川美沙さんが「キャンドルナイトの司会やるよ~」と言っていた。これのことかぁ。夏至~七夕までの午後8~10時の2時間、全国各地での電気を消してロウソクの灯りだけで過ごそうというイベント…ロマンティックでいいじゃないですか? 彗星とか流星群の天体観測ショーで時折そんなムーヴメントが起きるけれど、特にネオンライトに慣れきっているひとにはその目を本来の夜に浸すという。大きな意味があると思う。都会のひとたちは満天の星空って観たことがあるんだろうか? 星が落ちてくるような、闇に身体が吸い込まれてしまいそうな圧倒的な夜の存在感と恐怖感。そういう体験から獲られる「畏れ」ってものが、人間の理知的な概念を築きだすのに凄く効力がある。幼少から人間不信に陥ってしまっているような子供たちには、満天の星空を観せてやりたいんだ、僕は。

キャンドルの火って魅力的。なんかじーっと観ていたくなる。馬車道にスパゲッティを食べに行ったりすると必ずキャンドルに火をつけてもらうものね。キャンドルのなかには綺麗な香りを出してくれるものがあって、そういうものを僕は好んで買ったりします。あと性質的にもの凄くドキツい垂れ方をするキャンドルもあって、そういうのはSM系のアーティストさんには不可欠な素材なんだそうです(笑)。一口にキャンドルといってもいろいろあるんですね。あ、僕は普通ので良いですよ(笑)。できればヴァニラ系の甘い香りを出してくれるやつがいいです。お香なんかと同様にリラックスできますよ。クスリなんかキメるよりもよっぽど集中感を養えると思うけれどなぁ、こういうもののほうが。

ところで、キャンドルってことで真っ先に浮かんだ曲はスターダスト・レビュー「Candle On The Water 」。三谷泰弘さんが書いた曲なんだけれど、キャンドルナイトのハッピーな話題とは裏腹の凄いヘヴィな曲(笑)。

スターダストレビュー「Candle On The Water」 作詩・作曲:三谷泰弘
風が吹き抜ける 凍えるような夜/意味を見失い 言葉が消えていく/突き刺すように 細い月が 蒼くゆれる水面/霧がすべり 覆い隠す 音もなく/There's a candle on the water, はかない暖色の/炎が微かに 水辺でゆれてる/よどむ流れ 渦をまいて いつか吸い込まれそう/鼓動だけが 頭の中 響いてる/Na, na, na, na, na, Na, na, na, na, na/君は歩き出す 出口も見えずに/朽ち果てた道を 振り向く術なく/枯れ野続く 地平の先 何が待っているだろう/誰も訪れた事のない世界が/炎燃えつきる 最後の瞬間に/ひときわ輝く 終末の時 この目に焼きつける/Na, na, na, na, na, Na, na, na, na, na


『楽団』というアルバムのラストに収録されている曲で、僕にとってはスタレビ(三谷泰弘さんの)謎の曲のひとつ。この前のアルバム『SOLA』では久々に「木蓮の涙」というヒット曲が生まれて、引き続きこのアルバムからはスタレビ版GS「クレイジー・ラブ」が話題になりました。スタレビにとっては何度目かの黄金期だったと思うんですが、『楽団』を機に三谷泰弘さんはソロ活動(esq)着手のために脱退。彼にとってはスタレビ時代最後のアルバムなんですよね。しかし重たい曲なんだ、これ。スタレビとの「決別の曲」って意味合いが強いんだろうけれど、今聴いても違和感あるし後味悪いんだよなぁ(笑)。最初は自殺の歌かと思った、マジで。「Simple Song」みたいな綺麗な終わり方はしたくなかったのかなぁ(笑)。