
ブログネタ:もう一度会いたいアノ人 参加中本文はここから
やはり音楽ファンならこれはありますよね。例えば洋楽アーティストのようになかなか手が届かないひともあれば、解散しちゃって今は観られないバンドとか。ただ、最近僕は強く思う。ICEの宮内アニキとかレピッシュの現ちゃんとか亡くなってしまったひとはどうにもならないけれど、生きていれば意外とチャンスがあるんじゃないかって。X JAPANとかさ、絶対に無理そうだったけれど見事復活したし、一昨年なんかまさかのTHE LA'S来日でしょう? 今年もボックスは延期になっちゃったけれどMY BLOODY VALENTINEも来るし、何年かすればTHE STONE ROSESもやるんじゃないのか?
いわゆる80年代の再結成ものとなると僕は強い。なんで、筋肉少女帯、TM NETWORKとかいろいろ取材してきています。昨日はJUN SKY WALKER(S)を観に渋谷C.C.レモンホールに行ってきました。ちょっと前に寺岡呼人さんのイヴェントで出たジュンスカも観ているんだけれど、そのあまりの盛り上がりっぷりに圧倒されて、ジュンスカが現在でも通用するパワーを備えていることがよーくわかった! しかし筋少もびっくりしたけれど、ジュンスカが観られるとは思わなかった。ネタなんかなんなのかよくわからないけれど、宮田和弥さんがMCで「純太とはぶっちゃけ仲悪かったけど、そういうのも時間っていうのものが解決してくれるんだよ」みたいなことを言っていてね。凄く深いと思った。
30代半ばの僕もそりゃいろいろあるわけで、二度と口ききたくない奴とか、会いたくない奴とかいっぱいいるわけですよ。みなさんにもいますよね? でもさ、そういうのも時間が過ぎるとどうでもよくなったりするんであれば、意固地になって背中向けるんじゃなくて自然体でふるまえば…勇気は要るけれど…妙なストレスとか貯めずに済むんだろうなぁって。もっともそれが難しいわけですが、そういう風がたった一度の人生、先の長くない人生、多分いいんだと思うんだよ。
ジュンスカの再結成はスタッフ主導ではなくてメンバー主導で決めたこと、これも彼ららしかった。筋少も近いところがあるけれど。そして当時の音楽ってやっぱり一時期はひと昔前に感じていたところが、リアルタイム世代の僕には正直あった。でもね、改めて目の当たりにしてみると、ジュンスカのやっていたこと、特に森 純太さんのやろうとしていたことは深い。ストレートでやっているようで、実はリズム・ギターとリード・ギターの美味しいどころを重ね合わせたギター・アレンジは彼にしかできないし、実は凄いテクニカルなギタリスト。でも弾きすぎない。そこを徹底している。クロマニヨンズのマーシーなんかも近いところがあるけれど、あれはやっぱり職人芸だと思った。素晴らしい。
何よりメロディの持つ根源的なパワーの再認識だろうなぁ。だって冒頭の「歩いていこう」から、宮田和弥さん以外のメンバーがヴォーカルをとる曲まですべて大合唱だもん。凄いよ、この浸透度。ぶっちゃけここ10年、ジュンスカのアルバムを聴いていなかった僕も歌えるんだもん。歌力だなぁ、とつくづく思った。そしてまだ可能性が残っているともね。
呼人さんがピアノを弾く曲があったり、同世代のファンが多かったけれど、その中に若い子たちも混ざっていたりとか、現在のジュンスカじゃなきゃありえないアプローチや状況っていうものがある。それぞれの活動っていうのも軌道に乗ってやっているわけだし(POT SHOTは解散しちゃったけれど)、これからも一年に一度でも集まってジュンスカやればいいんじゃないかなぁ。新曲も作ればいいじゃん。きっと良いのができるよ。
2008年中はジュンスカ続けるそうです。夏フェスも出るそうだし、秋にはまたツアーやるみたい。なので、今回観逃してしまったひとも(チケットは即完だったから難関ではありますが)ぜひ目撃していただきたいところ。なお、僕の書くライヴ・レポートは7月発売のPlayerに掲載される予定です。