ブログネタ:動物園にいて欲しい動物は? 参加中
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クチコミ番付運営局レイラが言うようにパンダのいない上野動物園は寂しい。ただ、リンリンの死によって国内に所有権のあるパンダはいなくなったわけで、高額なレンタル・パンダをこれからは借りるしかない。つがいで1億円。そのほかパンダの飼育費も当然かかるわけで、膨大なコストがのしかかる。いろんなところで報道されているけれど、さぁ、インフレ日本にそのお金が捻出できるかな? 同じお金がかかってしまうのであれば、和歌山のアドベンチャーワールドからつがいを一組、上野に移動することはできないのかな?

中川勝彦のワーナー時代のカタログが見事紙ジャケットでリイシューされました。NECアヴェニュー時代のも再発してほしいな。僕はリアルタイムというか、彼の存在に気づいたのが『HUMAN RHUTHM』なのでかなり後聴きなのです。しょこたんが娘さんだなんて、中川翔子という存在を知るまでずっと知らなかったもんなぁ。

こういう表情とかさせると、目が一緒だもんね。この娘、もっと音楽に目覚めたらとんでもないものを作るんじゃないかな? いつかアイドル脱却してそういうことをやりだしたら徹底的に支持してあげたい。

国内の80年代のニューウェーヴ・ポップを聴き漁ると中川勝彦に行き着くのです。徐々に彼自身のソングライティングが多くなっていくとはいえ、『してみたい』に関しては全曲アレンジがムーンライダーズの白井良明。作家陣もかしぶち哲郎、NOBODY、原田真二など。2nd以後は自身の曲の割合が増えて行きつつも加藤和彦、松尾清憲、林 哲司と作家、プロデューサー陣が本当に豪華だった。『MAJI-MAGIC』に至っては全曲CHARとのコラボレーションだからね。商業的に大きく成功したミュージシャンではなかったけれど、本当にユニークな存在だった。しかも美形ですからね。これは言うと全然違うって言われるけれど、タイプ的には吉川晃司に通じるところがあったと思う。吉川晃司は見事80年代のシーンをファッションやスタイルを含めてものにしたけれど、中川勝彦は異端ゆえにメインストリームにはならなかった。けれど、トンガっていたからね。今聴いてもそんなに古くならないというか。『してみたい』は松尾清憲の『SIDE EFFECTS-恋の副作用-』に近い音がしている。その一年前に録られた音だからね。沢田研二『ミスキャスト』が1982年で、それ以来良明さんは様々なプロデュース/レコーディング・ワークに明け暮れることになる。変な書き方だけれど、『してみたい』はど良明さんのプロデュース・スタイルが確立したアルバムって言えるかもしれない。

彼の1stアルバム『してみたい』はまだ中川勝彦自身の曲はないのだけれど、一癖も二癖もある作家陣、ミュージシャンの影響大でかなり過激でニューウェーヴィなサウンドが魅力的。スラップ・ベースとシモンズ・ドラムを押し出した実験的ファンクな「SALTY LADY」は中でも凄い。良明さんのギター・アプローチが変態的。わざとぶっ壊れたアンプに繋げて鳴らしたようなブツ切れのギター・ソロとか、ヒップホップ感覚と取り入れたエディット感とか、もう異常というしかない。このムード、同年リリースのムーンライダーズ『アマチュア・アカデミー』~翌年の『アニマル・インデックス』に繋がっていくんだよね。そして、この路線をとっくのとうに80年代頭でいち早くものにしていたのが土屋昌巳率いる一風堂。影響されているんじゃないかな? サウンド・メイキングとかバランスが酷似している部分が多い。ライダーズも一風堂も僕の青春そのものゆえ、このテイストはたまらなく魅力なわけですね。ヴォーカル・スタイルもどう考えても松尾清憲を彷彿させる感じがあって不思議。歌唱指導まではいかなくても、『してみたい』の時点ですでに松尾さんと接点はあったのかな? 今度松尾さんに会ったら聞いてみようっと。

『してみたい』のラストに収められていたのが、原田真二が書いた「雨の動物園」。ウェットな音世界をバックにウィスパー・ファルセットっぽく柔らかに歌われるんだけれど、これがなんとも壮大で美しいバラードなんですね。しょこたんがこの曲を自身のライヴでカヴァーしているっていうのを聞いて、ちょっと驚いた。でも的を獲ているとも思った。「してみたい」を歌うんじゃ過激だしね(^^;)。脱線ついでに「夜風からビーチ・ムーン」「流線上で」「DO ME BABY」の歌詞を手がけたのは銀色夏生。大沢誉志幸がソロ活動に着手して『まずいリズムでベルが鳴る』以後、彼女は黄金タッグを組むことになるわけだけれど、あの歌詞の世界が『してみたい』でも感じられてそこも良いわけですよ。冒頭の「夜風からビーチ・ムーン」からして、“こんな夜 僕はガラスだったらよかった”だよ? 痺れるね(^^)!!!!! こんな感じでこの時代の音楽は驚くほどにいろんなアウトプットを持っていて、次々に予期せぬ方向に繋がって行くのが魅力的だったりします。もう全然書き足りないくらいだからね。ミックスも半数が小野誠彦。過激なやつはだいたい誠彦さんの仕事(笑)。エンジニア的な仕事で聴きこんでも面白い。

ふぅ。仕事ではこんなテキスト、まったく書く機会もチャンスもないもんだからちょっと暴走してしまった。…で、ブログ・テーマはなんだっけ? いてほしい動物はいっぱいいるけれど、観ていてせつなくなるのも多いからなぁ。狭い象園で鎖に繋がれている象とかさ。どうしても閉鎖的な印象を受けちゃうんですよね、僕。水族館とかのほうがその意味でも好きなわけです。