ブログネタ:もらって嬉しかったプレゼントは? 参加中本文はここから
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これは「地球儀」になるんだと思う。
小学3年のとき、担任の女先生(これがウマ合わなかった)が産休になって、代理教員として配属されてきた先生は、僕にとって初めて男性の先生でした。結構僕は問題児だったので先生は相当手を焼いたはずなんだけれど、登山が趣味のその先生のことが僕はとても好きで(武藤先生、元気かな?)。担任の先生の産休が明けてしまうのが非常にブルーだったことをおぼえています。事実、戻ってきてからはろくでもなかったからね。
当時、自分がどんな学校生活を送っていたかをまったく思い出せない。誰と仲良かったのか?とか、何をして遊んでいたのか?とかね。ただ朧げな記憶のなかで、先生の車で何度か家まで送ってもらったことが焼き付いていて。そんな小学生のぶんざいで夜遅くまで学校にいたとも思えないし謎なんだけれど。ゆとり教育前とはいえど、5時、6時まで学校にいるってことはなかったはずだし…。
ただ、何度か送ってくれたうちの一回、先生が僕にどういうわけか地球儀をくれたんです。地球儀を僕が欲しがっていたのを知ったのかな? 先生がずっと使っていたものだったと思うんだけれどそれは凄く嬉しかった。学習机の右奥にずっと置いていましたね。何年かして球体をとめる上下のネジが駄目になっちゃって、挙句転がっちゃって地球儀としての体は取れなくなって…想い出の地球儀はいつしか処分されてしまったわけなのだけれど。ただ地球儀をくるくる回して抱いたイマジネーション、それは薄れないね。その影響か、今も何かの拍子で地図なんかを観るとずーっと細かいところまで観続けていたりとかする。
いろんなプレゼントをいただいたし、大滝詠一のアナログ盤だとか、ギターだとか、ラジオだとか、今も大事にしているものはいっぱいあるのだけれど、何故か今は失ってしまった地球儀のことを僕は不思議と忘れられないんです。いつか高級な地球儀を自分で買いたい気もしますね。もう今から10年以上前に「地球儀」をテーマにした詩も書きました。若かりし自分が生き急いだ様子が書き記されているんですが、こういうのはもう僕は書くことができない。「地球儀」は自分の中のいろんな断片を思い出させてくれる不思議なものですね。
地球儀 written by kazutaka kitamura
誰も追いつけやしない、はるか先へ行きたいんだ。/音速で届けメッセージ、世界の果てまで。/ぐるり回す地球儀、止めた場所にまずは行こう。/誰より先に遠く。もっと遠く、遠く…。/瞳に見えるものすべてが、標準に入らないんだ。/想い出に変わるスピード、加速し続けて。/ぐるり回す地球儀、止まる前に僕は行こう。/誰より先に速く。もっと速く、速く…。/瞬く間のくちづけが、記憶に色をつけるんだ。/音速で響けメロディ、地平の彼方へ。/ぐるり回す地球儀、いまも僕を誘いこむよ。/観たことのない場所へ。/僕と行こう、きみも…。/行こう、僕と行こう…。行こう!
