ブログネタ:老後に住むならどこがいい? 参加中
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長寿医療制度という名前とは裏腹の早死を促す悪法。
この国はいつからこんな風にせこい人間の集まりになっちゃったんだろう。
ちょっとまともに頭を働かせればわかることじゃないか、
こんな馬鹿らしい制度が許されないってことは。

藤子不二雄Fの短編で、人口増加と食料不足により
人生そのものに定年制度があるっていうミステリーがある。
何十歳以上かのお年寄りには食糧配給が打ち切られて
保険はおろか、医療がほどこされなくなるという。
僕は二十年以上、それをSFとして読んできたわけだけれど、
まさか現実になるとは思いもよらなかった。

老後に住むっていう短絡は発想で憧れがあるのはスウェーデン。
もともとアバやカーディガンズなどスウェーデンの音楽が好きで、
そういう原稿もいろいろ書いてきたって経緯もある。
世界きっての福祉国家として著名だよね。

ただ、福祉国家としての制度をキープする反面、
税金は日本なんかちゃんちゃらおかしいほど重税だし、
彼らは彼らでへヴィな問題を抱えているのです。
やっぱり単純においしい話なんてない。

税金は払いたくない。でも老後の面倒はみてほしい。
それはむしが善すぎる発想だとは僕は思うよ。
とはいえ、ガソリン税も払いたくないし、消費税も上げてほしくないし、
年金からの保険料天引きも勘弁してほしい。納得できない。
そんなことしたって、将来の自分に戻ってくるの?
信じられないよね。

根本的にいったいいくらの財源不足があって、
どう補えば僕らは安心して死んでいけるのか? その指標が欲しい。
そんなもの自民党が草案で出しているって?
いやいや、そんな適当なものじゃなくてさ。
無駄遣いを配して、とことんまでの抑制をしまくって
ギリギリでの金額面だよ。
それがわからない限り、ビタ一文出したくない。

ただでさえ、石油、穀物、水、エネルギーなどが高騰していって
世界的なインフレ時代の突入している。
貨幣なんて意味のない時代が来ちゃうかもしれない。
本当、SFマンガの時代は追いついちゃっている。
どんな風に死んでいくのが幸せなのかな?

いろんな意味で、スウェーデンっていう国は学習の機会を与えてくれるんですよね。
ぶっちゃけ理想な国なんてない。作るしかない。
いろんな国の美味しいところを倣って、問題点にはメスを入れて。
それこそ自分の世代だけでは解決つかないことかもしれないけれど、
できる限りのことは考えてみる必要がある。
それがサヴァイヴァル。

でもスウェーデンって何処かシンパシーというか、
親近感を感じさせる国なんだよね、僕には。
いつかいってみたい場所。
何かの答えがそこにはあるのかもしれないしね。