★★★★★★★☆☆☆(7)
1980年代後半~1990年前半。
このころはまだHipHopにも出会えてなく、洋楽ばかりを聞いていた高校時代。
そして、北欧音楽が流行っていた時期だった。
聞き始めたラジオのチャート番組で、年間チャート10位に入っていたのが、
ロクセットの「THE LOOK」だった。
ちなみに、1位がマドンナ「LIKE A PLAYER」2位がカイリーミノーグ「愛が止まらない」、
3位がデビーギブソン「LOST IN YOUR EYES」だったのを覚えている。
そのころはチャートインした曲はすべてチェックしていた。
その後、ロクセットは、シングルを出すたびにチャートインしていた。
「あぶないお前(Dangerous)」「ふたりのときめき(Joyride)」
「消えゆく花のように(Fading like a flower)」「愛のぬくもり(It Must Have Been Love )」
と次々と謎の邦題と共にヒットを飛ばしていた。
その中でも好きだったのが、アルバム「Look Sharp!」の最後に入っていた「Listen To Your Heart」だった。
♪Listen to your heart
when he's calling for you.
Listen to your heart
there's nothing else you can do.
I don't know where you're going
and I don't know why,
but listen to your heart
before you tell him goodbye.♪
どの曲よりもこれを何度もリピートしていた。
しかし、そのうちに他では見られないロクセットの魅力に気づいた。
男女デュオという構成。
この魅力は当然と言えば当然なのだが、ロクセットと言えばマリーのバラードといった感じが定着してしまっていて
ポップな曲はちょっと嫌っていた。
しかし、このデュオという構成は実は珍しい構成だった。
日本で言えばバービーボーイズ。。。。(くらいしか思いつかない)
この男女の掛け合いの面白さに気づき、
「The Look」や「Dangerous」を改めて聞き直すようになった。
♪I'll do for you
And I go la la la la la♪
の音が止まるとことか、サイコー!
カラオケでも気持ち良く歌えたのもよかった。
♪Na na na na na
Na na na na na
Na na na na na na
Na na na na na
Na na na na na na na na
She's got the look♪
こんな風に聞き直すたびに何度も好きになるアーティストも珍しいのではないだろうか。
そんな感じで今、ロクセットの曲で一番好きなのは?
と聞かれると、この原点に戻った名バラードだろう。
♪Spending my time,
Watching the days go by
Feeling so small, I stare at the wall
Hoping that you think of me too
I'm spending my time♪