それまで全く疑うことを知らなかった僕は
しばらくの間途方に暮れてしまった。
友達はたくさんいるけどなかなかこの話題には
触れられなかった。
きっと外から見たら仲の良い円満夫婦。
そう見えていたに違いないし、自分でもそう思って
料理以外の家事は僕がやっていた。
気持ちがしっかりしていた頃は・・・・。
K子は料理以外の洗濯、掃除
マンションの理事会の仕事など
一切を放棄して僕に押し付けていた。
疑念がわき始めたある日
ちょっとそのことにも触れてみた。
僕:「掃除やっておいたよ。それから洗濯も。
本当は洗濯物は外に掛けたいんだけどね。
天気も良くないし、乾燥機もかけといたよ。」
K子:「そんなに押し付けがましく言わなくたっていいじゃない。
掃除も洗濯も家政婦雇えばやってくれるし、
洗濯を外に干したら乾きが固くなってイヤなのよね。」
僕:「ちょっとくらい感謝の気持ちないのかな?」
K子:「金で解決できることは金が働いてくれるから
そうしようよ。」
僕:「・・・・・(唖然)」
K子:「そんなこと言われるからあなたとは
一緒に居たくないって思ってくるんじゃないのかな?
あなたは薄給だけど、私は高額所得者なんだから、
一緒じゃなくてもいくらでも好きな暮らしができるんだから。」
僕:「あのね!僕が薄給だとか言うなら世の中の人はその発言に怒るよ!」
K子:「悔しかったら金稼いで来い!私はもうあなたとは一緒に居れないし、
別れたいと言おうと思ってた。」
いよいよ問いただす時が来た。