文献紹介
「motor recovery after stroke :a systematic review」
4大医学雑誌の一つ、lancet(インパクトファクター:33)に掲載された
システマティックレビュー(≒メタアナリシス)。
内容は、名前の通り脳卒中後のリハビリについて、治療法による結果(RCT)を検討して
どの治療法にどれだけのエビデンスが出されているのかをまとめてくれている。
治療内容の詳細は分からないため、すぐに臨床に役立つわけではないが
セラピストとしてどの治療が効果が立証されているのかを把握することは必要。
また効果の立証されている治療法に共通する要素は、リハビリを実施するうえで
意識すべき点だと考えることができる。
まず、上肢機能(arm function.hand function)
太線は結果の平均だと考えてよい。
右側に線があると治療効果があったことを示している。
例えばarm functionではCI療法はRCTのばらつきが少なく、効果も立証されていることがわかる。
上肢機能についてはある程度のエビデンスが出てきているが、
hand functionについてはエビデンスがまだ貧弱であるとされている。
バランスや歩行能力について。
歩行については、fitness training
で効果がみられている。
バランスについては、有効性が確かな介入はみられていない。
(患者数が少ない、統計的問題があるなど)
上記にみられているエビデンスの立証されている介入に共通する要素は、
・高負荷
・反復的
・課題試行型
といった要素である。


