ひなたでうたたね  ― 原発性猫溺愛症候群 ー

ひなたでうたたね  ― 原発性猫溺愛症候群 ー

愛猫 さちこ(仮名) と 「私」の生活。

問答無用の溺愛っぷり。親ばかもたいがいにしたほうがいいと思いつつ、さちこ(仮名)を猫かわいがりする日々。
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知ってる人のだれにも始めたことを宣伝してないのに
早速スパムTBが来たので削除しました。
表示される文章が関係なさそうだったら承認しないことがあるので、
スパムじゃない方はコメントにTBしますと一言残していって下さいね。
大震災の恐怖!的な番組を時折みかけます。

うちでは地震が来たら、確実にもって逃げるものの中にキャットフード(通称カリカリ)があります。
人間は避難所とか、支援物資とかありそう、そしてその支援物資の映像はパンだったり、カップ麺だったり、基本的に炭水化物。人が何か食べてると、さちこは「何それ?」とにおいを嗅ぎにくるので、毎回のように、「これはは焼そばパンだよ」「これはね、メープルメロンパン。メロン味じゃないんだなー」とか鼻先にもっていくのだけれど、ふんふんと確かめた後はぷいっと行ってしまう。猫には人間の食べ物を与えないほうが良いと獣医さんから言われているけれど、欲しがりもしないので、それはそれで、健康ってことでよしってことで。ねだられてみるとかいう構図に郷愁はありますが。

外猫から家猫になった最初のトラジはなんでも欲しがって、私の膝とか手に、にくきゅうでとんとん、と、おねだりする仕草がとてもかわいかったのです。そのため食卓の刺身頻度はかなり高かったと思います。

小さい頃に人間の食べるものをあげないようにするとよい、と教わり、さちこ に実践したところ、ほんとうに、カリカリとレトルトしか欲しがりません。それだけじゃ、つまんなくない?いくら完全栄養食だからって、毎日シリアルとかカロリー姪トだけみたいな食生活では…、ということで、鰹節とか、ゆでたささみとかたまにおやつであげたりしますけど。

ちなみに、猫フードの組成を見ると、タンパク質が約3割、脂肪が約2.5割他は繊維とか灰分とか水分とか。炭水化物はみあたらない。そしてビタミンCは体内で作ることができるんだそうで。ちっちゃい体のなかにいろんな仕組みもってんのね、さちこ。

さて、上のような割合の緊急時の食べ物ってあるのだろうか、と考えてみたところで、思いつくのはせいぜいがお肉。だから、緊急時なんだってば、とひとりつっこみをするまでもなく、予備のキャットフードがうちには1袋おいてあるのです。行方不明にならないためのリードとキャリー、ペットシーツ、などなどを詰め込んだ猫用の非常持ち出し袋がうちの玄関にあるのです。

ところで、さちこ。震度3の地震では、すやすや寝息たてたままだったね。
地震の予感とかないのね? いや、もしかして、動物としては、震度3で速攻テレビで地震情報確認して、警戒態勢に入ってる飼い主はびびりすぎに映ってるとか?
初めて一緒に暮らした猫は野良のひとなつこい子猫だった。
甘えん坊で、私の顔の横で寝る子で、あるとき、どアップになった猫の口元に食べカスのようなものがついていた。気になったので、爪でカリカリと引っ掻いたら、黒いのが奥の方からぽろぽろと出てきてびっくりした。最初は外猫だったから、ノミでももっててそのフンなのか!?と一瞬背筋が寒かった。ノミがいれは、痒がるらしいけれど、そんなそぶりはしていない。なんだかわかんないけど、私はティッシュに水を含ませてごしごしとキレイにしてやった。数日後、また、黒くなっていた。そのトラジマは黒っぽい子で、唇も黒かったから、目立たなかったし、本人もたいして問題じゃなさそうだったので、私も気にしないことにした。

数年後、さちこ(仮名)がうちにやってきた。
さちこは八割れの顔立ちで、あごの下は真っ白でふわふわ。成猫になるちょっと前くらいから、あごの下にまた、黒いツブツブがつき始めた。今回は完全室内飼いにしていたので、ノミとかの危険は少ないはず。あああ、せっかくの白くてかわいいあごがなんでこんなことに…(泣)いったいなんなのこの黒いの…。
私は水を含ませたティッシュでごしごしした。

ごしごし、ごしごし、ごしごし…。

数日したら、触りすぎて痛くなったようで、あごを触られるのをいやがるようになってしまった。ごめんよ、さちこ。

どうやら、黒いのは猫のニキビと言われているらしい。皮脂腺分泌過剰なんだそうだ。
「猫のあご 黒い」で検索したら、いっぱいでてきた

そのあと、この黒いのは出たりなくなったり、を繰り返している。
なんとなく、換毛期に目立ってくるような気がするけど、そんなことよりも、気になる、この黒いの。

自分のニキビだって、気になっていじって、化膿して痛い思いをする中学生だった私は、今もその魂を忘れてはいない。もはやニキビと称してはいけないと世間から言われるお年頃になった今でも、気になっていじってしまうのである。さて、この猫の黒ニキビ。かりかりやると奥の方から黒いのがでてくるし、根絶したい欲望がふつふつとわいてしまう。

カリカリしてたら、いやがられたので、脂分にはアルコールだよなーと、消毒用アルコールをコットンに浸して、ふたたび、さちこのあごをごしごし。

さちこはおっとりした…というかとろいヤツでもある。あごの下をアル綿で拭いても最初は「何か冷たい…?」程度の顔なのだけれど、揮発したのが鼻に入るか、”人間に汚された冷たい何か”を毛づくろいしてなめとろうとした瞬間に、「ハッ!!」という顔になる。この豹変ぶりが、たまらなくかわいいのです。

とりあえず病気ではないらしいので、一安心したけれど、油分の少ない食事に切り替えてみるという提案があったよ。どうする?さちこ。一緒にダイエットしてみようか。
自他ともに認める無類の猫好きの私。

小さい頃、おそらく3歳くらいだろうか、
自分の体の半分くらいの大きさの黒猫を撫でようとしたら、
がぶっと噛まれて手に穴があきました。

ペット不可の住宅に住んでいた夏、
野良ちゃんを見つけ、撫でていたら手と言わず足と言わず、
ちくちくと強烈に痒いノミを山盛りいただきました。

最初のトラジマ猫と一緒にいた頃、
インナーイヤータイプのヘッドフォンを噛まれてオシャカにされ、
いったい何個買い直したのだったろうか…。

それでも私は猫が愛おしくてたまらない。

これはある種の病気みたいなものです。きっと。
原発性猫溺愛症候群。

それで、ついには猫blogを書いてみようかと思い立ったのですが、
私はHNがあるんだよなー、愛猫の実名をblog上にさらすのもなにかな、と考えました。

そこで、ずいぶん前に深夜ドラマでやっていた
「やっぱり猫が好き」に出てくる猫からお名前を拝借。
もたいまさこ、室井滋、小林聡美という豪華メンバーが3姉妹という設定のドラマで、
一時期はまってビデオでさかのぼって全部見ました。Wikipediaの説明はここ。
桜沢エリカさんのイラストがOPに使われてて、猫と女の子がとてもかわいいです。
ドラマ本編ではCM前に一瞬、猫のさちこが登場する程度ですが、
この3姉妹のどたばたっぷりが笑えます。

今、公開中の映画、群ようこ原作のかもめ食堂では、
もたいまさこ、小林聡美の二人が競演。もう一人は片桐はいりさんです。
猫とは関係ないですが、これは観たいな、と思います。

さて、そんな由来からきた さちこ(仮名)との日々を綴ります。
よろしくおつきあいください。