【風と共に去りぬ】を読んだので感想を書いていきます。

 

 

やっと、やっと、読み終わった・・・。長かったー!

 

充実した読後感と達成感があります。人生で一番の長編だと思います。

 

学ぶことも多かったですね、この本は。スカーレットの目的のために駆け抜ける執念、レットバドラーの圧倒的な魅力。メラニーの絶対的な安心感。

 

そしてこの本は、皮肉も多いというか、人生すべてがうまくいくわけではないんだよ、、、ということを教えてくれる教科書のようなものだと思いました。どうしようもない困難が何度もスカーレットを襲いますが、その度に強い覚悟と精神で乗り越えていくスカーレットには、男性である僕も惹かれてしまいます。

 

また個性的な登場人物もよかったです。全員のキャラクターが濃いんですよね(笑)、【風と共に去りぬ】は。それも世界的名著の所以なのかと。

 

あ、それとこの本を読んでみようとしたきっかけなんですけど、東野圭吾の【白夜行】なんですよね。主人公である雪穂と亮司が【風と共に去りぬ】を読んでるんですよ。そのこともあってか、少し似ているところがありますね。この2作品は。スカーレットは金目当てのために結婚しますが、雪穂も金目当ての結婚をします。ビジネスするところも似てますし、心の中で腹黒いことを考えることも似ています。最後は大事な人を失うところも・・・。雪穂はスカーレットみたいになりたかったんでしょうねぇ。亮司はレットバドラーみたいになりたかったのかな、、、