【風と共に去りぬ】の3巻を読んだので感想を書いていきます。

 

 

〈ネタバレ含む〉

 

南北戦争末期

終戦

アシュリ帰還

タラがピンチ

スカーレットがレットバドラーに金の無心・拒否られる

ターゲットをフランクに変更

 

 

というような物語構成です。

 

まさに波乱万丈ですね、彼女の人生は。

 

獰猛で、目的のためには手段を選ばないという女です。でもそんな性格だからこそ、惹かれるんですよねぇ~。

 

最後のシーンは共感するものがありましたよ。戦争で南部はコテンパンにされたのにもかかわらず、現実を見ないで過去の名誉を捨てきれず、優雅に過ごしていると錯覚している者がいる。

 

しかし、スカーレットは現実を正面から見つめ、彼ら彼女らは愚か者だと思うようになります。

 

これはスカーレットが正しいですね。

 

逆境を何度も乗り越えていくスカーレットだからこそ、読者は心を打たれるんでしょうね。