時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則

 

三崎優太の【時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則】を読んだので感想を書いていきます。

 

三崎さんの著書を読むのは、これで2冊目です。前著【過去は変えられる】も読みました。今回読んだ方が個人的によかったです。

 

 

 

評価   3.8 ☆☆☆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆⋆

 

 

 

内容紹介

書いてあることはシンプルなものが多いです。しかし、ためになるのも多いなと思いました。

 

本書では、お金持ちになるための「3つの成功法則」を柱に書かれています。

 

1つめは『稼ぐためのモチベーション

2つめは『お金の哲学

3つめは『タイムマネジメント

 

基本的にはこの3つが三崎さんの考え方によって、書かれています。

 

これだけの成功者からの視点なので、感心するような内容もあれば、唸るような内容まであります。

 

【過去は変えられる】では、三崎さんのつらかった過去などが書かれていたので、この本では三崎さんのビジネスの見方、思考などが知れて、よかったです。

 

個人的に、心に残ったことをピックアップしてみますね。

 

 

 

 

  貪欲になれる力

やっぱり成功者って、普通の感性ではないなと思います。三崎さんもその一人ですね。目的のためには、他のすべてを犠牲にする、これができるのは、並大抵の人間では無理です。三崎さんの場合は、18歳で月商400万ありました。アフィリエイトをやっていたからです。高3のクリスマスイブに彼女と一緒に過ごすという予定があったのですが、仕事でトラブルがあり、約束の時間に仕事を優先してしまいました。そうすると、彼女から電話で連絡があり、『お金と私、どっちが大事なの』と聞かれます。

 

すると、三崎さんは『お金』と答えてしまうのです。

 

読んでて、えぇぇ・・・。となりましたが、ここまで一つのことにのめり込めるからこそ、誰もが驚くような結果を出せるのですね。これは明らかに才能だと思います。

 

 

 

  マーケティングこそすべて

三崎さんは、【すっきりフルーツ青汁】で成功を収めましたが、三崎さんが青汁を売るうえで真っ先にやったのが、マーケティングでした。『ビジネスは戦争。市場は領土。』の認識で、いかに競合他社に勝つかを考え、ライバルのことを徹底的に調べたのです。他社の青汁を調べ上げ、競争優位性をつくり、みごと年商130億の企業にのし上がりました。マーケティングがいかに大事かを述べています。

 

 

 

  運を味方につける

三崎さんは、運気のことを非常に大切にしていて、しばしばお寺や神社に参拝しに行くようです。これはなんか意外でした。神社の雰囲気で平穏な気持ちを取り戻すことが大事だと述べています。一種の瞑想に近いそうです。これは僕もやってみようと思いました。簡単にできるし、なによりお金をかけなくていいですからね。

また、三崎さんは何かうまくいっていないと思うとき、パチンコにも行くようです。これまた意外でした。しかし、三崎さんの場合は、ギャンブル目的ではなく、パチンコで負けることで、運気の調整を図るようです。あえて負けることによって、次に待ち構えるパチンコではない大きな勝負で結果を出すという‟願掛け”らしいです。相当、運勢にこだわっているのが分かります。

 

 

 

  影響力は武器

SNSがどんどん普及し、現在では、ほとんどの人がスマホを持つ時代になりました。そのことについて、三崎さんは、『多くのフォロワーや発信力を擁する発信ツールを持つことは強力な武器を持つことと等しい』と確信しています。これからの時代は、もっと個人が台頭してくる時代だし、個人の影響力がものをいう時代だとも述べています。それもあって、三崎さんは現在、YoutubeやTwitterなど、SNSに力を注いでるんですね。インフルエンサーの心得についても書かれています。

 

 

 

 

 

終わりに

成功者って、才能はもちろんですが、時代の潮流にうまく乗って、成功しているんだなぁとしみじみ思いました。成功者が時代に乗るのではなく、時代が彼らを迎え入れるのかな、、、なんてことも思いました。まぁ、結果は同じですけどね。

 

三崎さんのこれからの事業、SNSでの活躍にも期待ですね。

 

時を稼ぐ男、とても面白かったです。おススメです。