タイトルにもある通り、私はひとりで過ごすことがすきで、寂しがり屋でもある
婚期を逃し、この期に及んで結婚などは全く考えていない
それが虚しい人生かと言われたら、それは違うと思う
そもそもそんな価値観を持ち合わせていれば、結婚しただろうし、子供も欲しいとおもっただろう
寂しがり屋の癖に、決まった相手を作らなかった理由は
研究や仕事が忙しかっただけではないと思う
私の中に大切な何かがひどく欠落しているのではないかと思う瞬間もある
私のように独り身で アプリなどもせず 慎ましく自分自身の道をしっかりるいている人もいる
きっとほとんどの人がそうだ
私はアプリに手を出し、気の合った人と食事に行き、寝て
煮え切らない態度で相手を傷つける もしくは怒らせる
去る者追わず、またアプリをする
そんなことをし続けている私の人生は そういう意味では虚しいかもしれない
今、蛍との関係は良好だ
お互い忙しく、距離もあるので頻繁に会えるわけではないけれど
毎日メッセージして どれだけ好きかを伝えあっているおバカな時期でもある
この年で恥ずかしいと思うけれど、彼のメッセージに胸がドキドキしてしまう
私は甘くて溶けそうな蛍を『王子様』とからかう
普通のおっさんだよ。。と言われるが気にしない
あまり言うと、
『レアに眼鏡買ってあげないとね』と呆れられる
元々メッセージをするのは好きな方だ
でも男性によっては 必要最低限、しない人も多い
蛍とマッチングして、個人的に連絡先を知っていて
実際に会う前は一日1往復もない時期もあったかもしれない
会ってからはメッセージをしなかった日はない
それがまた、好きになってくれたんだと嬉しいのだ
昨晩、4月はプライベートでも忙しくなり、なかなか会えないかもしれないと言われ
『メッセージは変わらずできるからね』
と言われた
『メッセージ出来なかったら俺が死んじゃう』
と可愛いことまで言ってくれた
私に欠けているのは『愛情』や『やさしさ』だと思っていた
蛍と一緒にいると 蛍は幸せな家庭でとても愛されて育った子だとわかる
私の家庭環境も悪かったとは思っていないが、厳しかったし、常に上を目指し、現状に満足しないよう叱咤された
蛍は私みたいにひねくれてはいない
ちょっとしたボタンの掛け違いから 悲しくなってしまった時
『優しい優しいレアを怒らせてごめんなさい。』
私は怒っていないけれど、そう見えたのかもしれない
それより驚くのは、”優しい”は私を形容するのに使わない言葉だと思っていた
『優しい。本当に優しい。優しすぎて怒っているところを見たくなってしまう』
そうなのかな?
元カレ君の時は、四六時中ケンカしていた
どちらが傷つけられた、その言い方が気に食わない、●●してくれないと嫌だ
これは私だけでなくお互い言い合い、ケンカの種になる
私は元カレ君を”おこりんぼう”と呼んでいたぐらいだ
ケンカするとお互い謝るが、口先だけで謝るので怒りがおさまらず、結局また次のケンカに発展する
私の関わった男性の中で一番ケンカをした人かもしれない
蛍に対して、悲しくなることはたまにあるが 怒ったことはことは一度もない
嫌われたくなくて、怒らないのではなく まったく怒りの感情が湧かない
これは相性なのか?
ただ少なくとも、蛍といると、心穏やかで ぽかぽかで
そんな風に穏やか過ごせる男性とその時間と自分も好きになれる
たぶん幸せなんだと思う