蛍に2回目に会った時
ベッドの中だったけど、色々な話をした
お互いの恋愛についても…
蛍から
『ホント心配になっちゃうよ…』
一体、どんな恋愛してるの!?という呆れ半分、驚き半分のような顔をされた
過去の元彼たちのことを考えると、
とてもドライな人ばかりだった
外国人の濃厚な愛情表現を受ける友達な羨ましかった
『付き合っているんだから、好きに決まっている』
『好きでなけれ一緒にいないよ』
こんな感じ…
それを言って欲しいと思っていた
私も執拗に追いかけるのが惨めで
クールなフリをしていたと思う
恋愛観が少し変わったのは 2ヶ月前に別れた元彼くんだ
たくさん褒めてくれた
必要以上に…
自己肯定感低い私を高めてくれた
最後には全て覆えされてしまったけれど…
でも、この歳になり ナンバーワンになれない関係だから、言って良いこと、悪いことがあると思う
好き、会いたい、ずっと一緒にいたい はご法度な気がする
元カレくんのも言ったことは無いし、言われなかったと思う
そして元カレくんと別れて やはり言ってはいけない言葉だと思った
蛍は自負している通り、甘い
甘やかすではなく、甘い言葉を囁く
今だから まぁおじさんとおばさんが勝手にやってろって話だけど、
若く、あのルックスで あの甘い言葉を囁かれたら。。と思うと震える
『レアが夢に出てきたよ いつもレアのこと考えているからでてきてくれたのかな?』
一言多い、そしてそれが甘い
『好き好き言ってると好きが溢れて、愛してるって言っちゃう。
愛してるか溢れたらどうなるの?』
『ねえ、お願いしていい? 次に会ったらたくさん好きって言って欲しい』
乙女チックなことを言う無邪気な人
こんな関係でも 好きな相手に好きということは怖くないと思える
本来 人を好きになる 誰かを愛する気持ちは尊いはずだ
それが微妙な関係や 大人になると 何故か 悪に思える
止められないハズなのにね…
蛍はいちいち言うことが甘くて、ドキドキすると言うと
『昔言われた。女の子をダメにする男だって』
依存させるらしい
確かにこのベースで甘い言葉をかけられていたら熟れて腐ってしまいそうだ
依存したくないなぁ…