荒尾市の国土利用計画のパブリックコメントを作成中、

平成33年までの計画のようですが、

内容は総花的で現状の問題点への訴求が余りなく、

あれもやりますこれもやります。

どれくらいの予算が必要で、

民間の資金の誘導をどれくらい見込んでいるのかもわかりません。


平成33年の想定人口は56,000人と書いてありますが、

一番イメージできないのがその時の荒尾市の姿です。


対応を急がないといけないのは、高齢化が進む旧市街地対策と

周辺集落の高齢化と過疎化対応です。

この2点について、方向性や対策が書いてありません。


コンパクトシティについては、若干触れていますが、

空き家対策や空き地の流動化対策、

住宅と商業施設の集積化等について、

ビジョンを示さなくては、

平成33年の荒尾市がどういう姿を目指しているかが分かりません。


地方都市の共通の課題だとは思いますが、

コンサルに頼るのではなく、

市民との共作での計画作りが、

街再生への切っ掛けとなり、

誇らしい街づくり、自分達の街づくりとなるような気がします。

これからもう少し頑張って、

少し意見を書かせて頂きます。

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