rhasaは 原作を読んでないし
出演者誰かの熱烈なファンってわけでもない
それなのに…
なぜか初日の早い時間にこの作品を劇場で観ていたのだ
観終わって 劇場近くでお茶を飲みながら
ネットを観ていたときに 騒動を知った
そして ちょっとだけ哀しくなった

でも 幸か不幸か
出演者個々に対しての 
さしたる思い入れがあったわけでもなかったから
ただ それだけ だった

ただ 面に出てくることさえなく
この作品を支えてきたスタッフに自分がいたら
さぞや 寂しいだろうなぁ~ と思った

ただでさえ もの哀しいお話しだって言うのに…

女子大生の香恵(沢尻エリカ)は引っ越し先の部屋で
前の住人が忘れていった1冊のノートを見つけた

ある日 香恵は画家の石飛(伊勢谷友介)に恋をした
そのコトを相談しようにも親友ハナは留学中で連絡もままならない
気持ちを紛らわすように香恵はノートを開くが…


ノート(日記)を書いた人
そのノート(日記)を読んだ人
2人の女性が主人公のこの作品

人の日記って
本来立ち入り禁止の領域だから
読める機会っていうのは そうそうない
まぁ 最近でこそ
こういう風にブログとかで 垣間見ることはできるけど
コレって やっぱり多少なりとも

 よそいき日記

だったりするから
本心含有率って そんなに高くない人も多いでしょう?
けど 隠し戸棚にしまい込まれてたノートには
本音がバリバリ書いてありそうぢゃない?
そんなノート
しかも 全くの見ず知らすの人のノートを
堂々と盗み読めちゃう環境に置かれたら
そりゃあrhasaも読まずにいる自信は ない
(生きてる知人のは 読まないけど)

だから 設定に凄く面白味を感じて 
展開を楽しみにして行ったんだけど…
良くも悪くも わかりやすい展開で
途中からは むしろオチへの課程を楽しむといったタイプの作品

しまった…
最近rhasaが ポスターとか予告編とかで
ふわふわとしたあったかイメージを持って劇場に行くタイプの
日本映画の作品って どれもテイストが似ている
「ただ君を~」も「シュガー&スパイス」も…

でもこれって 元の作品のテイスト以上に
最近の日本恋愛映画の風味なのかもしれない
監督も作者も出演者も違うのに(かぶってる人はいるけど)
見終わった時に 残る残像がすごく似ているのだ
その残像とか空気感は 好きだったりするんだけどね

映画「クローズド・ノート」Music Movie with YUI

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