駅前で踏切が鳴り出した。午後13時40分。
電車が来る。
14時から始まるセミナーに間に合わせるには、これに乗らねば。
乗りたい!よし!走ろう。 ゴー フォワード!
あかん、息 ぐるじい あかん、足 動かへん
去年のクリスマス、6ミニッツ ラン フォー CTEPH 以来だと思う。結構、まじで走った。(回りから見れば走ってるというより早歩きに近いかも)
ホームにやってきた電車に滑り込みセーフ。ほっ。
弾む息、否、そんなええもんやない。動物的な荒く激しい息だ。
SpO2 85
やっぱり。どんだけ落ちんねん。
肺の平均血圧が重症といわれていた頃は、70台に落ちることもあったからまだまし?
胸も痛い。
なめたらあかんのだよね、この病気。つくづく感じる。
主治医の先生にも言われた。「らぷそでぃ さんは、もう肺高血圧じゃないところまで肺圧下がっているのに、負荷のかかる運動したら酸素が下がりますよね。わからないんですよ。まだまだこの病気」
車窓から見える景色を追いながら数える。
1,2,3,4、。。。。。。45,46,47,48.
約48秒で SpO2 96 まで戻った。阪急今津線は、一駅以上、動いている。
私の通う大学病院では、カテーテル治療を受け、テニスを楽しむほどに良くなった人もいると聞いている。
私はダメなのかなぁ。
心の中で、私のスローガンを叫ぶ。