最近の息子との会話でびっくりしたこと。

えーこれだから反抗期男子は嫌になるわ

ニコは?反抗期?誰が?(真顔)

えー君しかいないでしょ。どっからどう見ても反抗期

ニコは?俺?ぜんぜん反抗期じゃないけど

びっくりは??真性反抗期が何言ってんの

もぐもぐいやいや、親とこんな喋る中学生男子が反抗期なわけないじゃん。何言ってんだか爆笑


※「反抗期」って言い方あまり好きじゃないのですが今回は分かりやすくあえて使います


え・・・

息子、反抗期じゃなかったらしいです。

いや、会話すりゃいいってもんじゃないでしょ。

大抵、母を不快にさせて終わってるし。

と思ったものの、夫に話したら、

「うん。わかるー。俺も10代の頃母親と喋んなかったもん。あんだけ喋るってすごいよ」

と言われてしまいました。


私が対峙していた「反抗期の息子」は幻だったのでしょうか。。


いや、そんなわけないわ!



自称″反抗期じゃない″だけで、いちいちめんどくさい息子に、12月の暗黒期に私は本当に悩んでいました。

2/10校の志願書を作成しなければならないのですが、「親から見た本人像」が全く書けないのです。

生意気・頑固・口が減らない、態度が悪い。他者へのリスペクトに欠け、配慮がない。

出てくるのは息子の悪い点ばかり。

そんな自分が嫌になって、夫に「息子ってどういう人間だろう?」とLINEしたところ、ものの10分もしないうちに長文が返ってきました。

その内容は、確かに息子のことで、良い点が明確かつ具体的に表現されていて納得感があり。

私の色眼鏡と違って、クリアな夫視点で見た息子像に勇気をもらい、あとは内容を少し整えたら、あっという間に志願書は完成しました。


息子の受験を通して一番変わったのは私です。

良い点まで見失うほど反抗期の息子にイラついていたのですが、本番期にたくさんの会話を交わして息子との信頼関係を回復し、最終的に真の応援団長になることができました。

これは思わぬ副産物でした。

まるで倦怠期の夫婦がフルムーン旅行に行って仲を取り戻すような?(我ながら気持ち悪いたとえだな・・・)

まさかこのハードすぎる受験を通して親子関係が修復するとは思いませんでした。

 


息子は受験パターンを変えることなく目標にしていた早慶MARCH附属校の全てを受験することができました。

合格・補欠・不合格、、全パターンを経験し、全ての結果を自分で塾に報告していました。

親の出る幕はなかった

最後の必修テストは相変わらず(酷)でした。

でも、年明けからはSwitchに触ることもなくなり、一日14時間くらい塾にいることもザラに。

身に付けた特技は「利きカコモン」だそうです。

問題見ただけで早慶どこの学校か分かる、とのこと。特に数学。

じゃあなんで点数とれないの?と聞くと、そこは圧倒的に不足している計算力のなせるわざ、とな笑い泣き

まぁ、それくらい過去問やったってことなんでしょうね。どこまで受験を自分事にして頑張れるか。

早慶必勝◯クラスだから、偏差値◯だから、特訓生だから、◯判定だから、、

大丈夫!ってことも、無理!ってことも、ない。

モシハモシ


息子は目標としていた早慶附属に進学します。

息子の成績を考えると妥当、、いや、奇跡的な結果です。

でも、自分で目標を定めて最後までできることを全部頑張ったからこそ手にできた結果。

御縁があったんだろうなぁ。。

だいぶ運要素も強い。

ジュケンハミズモノ


2/14は受験はしなかったものの、元々学校は休むことにしていたので、2/13の帰宅途中にゼルダの最新作を購入。

出る出ると言われて待つこと数年。

やっと出たと思ったらよりによって受験学年!

買うことも我慢していた大好きなゲームです。

そこから1週間はSwitchの上限時間も解除して(優しいパパが)、ゼルダを満喫していました。

高校数学を先取り勉強することもなく、TOEICのテキストはずっと放置されています。(ねだられたから買ったのに!)

すっかり息子とは仲良くなりました、、なんてわけはなく、相変わらずいらつくし、相変わらずバトってます。

3月に入ってからは「学校に行く意味がない」と言う息子と卒業式前日まで毎朝バトル。

これからも私はずっと息子とはバトり続けるのでしょう。

中学校は全く楽しくなかったと言う息子。

それも長い人生においてはたったの3年間、と大人の私は思います。

これから始まる高校生活が楽しく輝くものになればいい。

こんなんで気の合う友達できるのかな。先生とうまくやれるかな。電車通学大丈夫かな。部活楽しめるかな。人間関係。深海魚。。留年。。。心配は尽きません。

これからも私はずっと息子のことを心配し続けるのでしょう。


熱すぎた濃すぎた高校受験ももう過去のこと。

合格も不合格もただの通過点となって人生は続きます。

青井家の日常も続きます。

二人とも無事に卒業式を終えました。

4月からは高校生と中学生の青井家兄妹です。

どんな日々になることやら。。。


ここまでたくさんの応援・共感やアドバイスありがとうございました。

アメブロなかったら、私がW受験に音を上げていたかもしれません。

2023年以前組さんの情報に支えられ、2024年組さんの姿に励まされ、私もなんとか伴走完走できました。

僭越ながら、2025年以降組さんの皆様の受験が良いものになることを応援しています。


青井家の2024受験狂騒曲

〜完〜