堀之内里山保全地域にある宮嶽池。
昨年末から始まった再生工事の様子を、
まとめてみました。
1月6日
水を抜いて、工事開始。
重機が入って、既存の護岸の解体から。
1月13日
護岸の工事の様子です。
宮嶽池は、池の底に大量のヘドロが溜まってまして、
底なし沼のような感じ。
この浚渫をすると、莫大な費用がかかるとのことで、
ヘドロの上にシートを被せての対応となりました。
2月3日
写真では分かり辛いですが、シートがこの前後で敷かれたのではないかと。
手前には、親水領域の砕石が敷かれました。
これはヘドロなのかなぁ?
いまいち、シートなのかわかりませんな。
2月10日
手前の親水領域には、蛇篭が敷かれました。
親水領域は、このように二段になってます。
真ん中は、ほぼフラットですね。
2月17日
真ん中に、何やら違うものが敷かれました。
おそらく玉砂利だと思います。
この時点では、もうシートが敷かれていたはず。
3月9日
池の底に、さらに砕石が敷かれました。
真ん中も、親水領域に近い方は傾斜を付けるため、
砕石や砂利の厚みがあり、
かつ泥が塗られたようです。
3月16日
フラットに見えた池の底ですが、
真ん中が一番深いんでしょうね。
水が溜まってます。
いよいよ完成間近。
3月30日
周囲の造成も進みました。
これは、湧き水を引く水路。
水路の水が溜まる場所は、
水洗い場となります。
池の中は、ほぼ造成が終わった感じですかね。
4月6日
護岸や細かい造作が、
だいぶ出来てきました。
この水路の水源は二つあって、
片方は、水源が何処なのか、
よく分からないそうです。
でも、水量が豊富。
池の底には、早くも草が生えてきました。
砕石の中から草が生えてます。
湧水の出口は、蛇篭が設置されました。
が、湧水には、かなりゴミが含まれていることが多く、
出口が詰まってしまう状況でして、
今度、このパイプを切断するかも。
7月6日
で、今ではこんな感じ。
すっかり変わりましたね。
で、このハスなのですが、誰も植えておらず、
勝手に生えてきたものです。
おそらく、池の底のシート下にあるヘドロに含まれていたハスが
シートを突き破って出てきたのではないかと言われています。
ハスの繁殖力は、物凄いです。
この勢いだと、池がハスで埋め尽くされる可能性があるので、
今後は駆除しないとですね。
また、菖蒲もかなり繁殖力が強いので、
あちこちに生えてます。
やっぱり、繁殖力強めの植物が多いようです。
ただ、調査によると、希少種もチラホラ出てきているとのこと。
希少種については、ここであれこれ紹介すると、
盗掘の危険があるので、あんまり紹介できないのが残念です。
とはいえ、
せっかく再生したこの宮嶽池の素晴らしさをこれからも紹介していきたいですね。