今日は祝日ですが、朝からシトシト雪交じりの雨が降り続き、
何もできない・・・。
しばらく家でゴロゴロしてましたが、
思い立って、里山保全地域へ。
小雨の中でしたけど。
いつもの畑の西側斜面ですが、笹が下まで刈り取られ、スッキリしてました!
先日、下の田んぼをやってる団体さんが、笹を刈ります~と言ってたんですよ。
それから、こちらはメンバーがジャガイモの苗を植えた場所です。
小屋で道具を探していたら、ヤモリさんを発見。
寝てるところを起こしちゃったみたい。
でも、可愛いねぇ~。
さて、今日は、何をするかと言うと、
小雨の中ですが、チェーンソーのメンテナンスを・・・。
先日の、チェーンソーメンテナンス講座の学習効果を発揮するのです!
ということで、ウチのチームで持っているチェーンソー、
ハスクバーナ120eMarkIIのメンテナンスを開始。
このチェーンソーは、ホームセンターでよく見かけるので、
使ってる人も多いのでは?
まず、チェーンカバーを外します。
工具無しで取れますよ。
ネジ式の留め具を外せば、
カバーが外れて、チェーンソーの根元とギヤが見えます。
御覧の通り、カバーにも、ギヤ周辺にも、汚れがビッシリ。
これはオイルと木くずが混ざり合ったもので、
棒やブラシで掃除します。
こんな感じで、チェーンと、ソー(ガイドになる板)も外して、
本体だけにします。
こちらは、外したチェーン。
ホントは、チェーンは灯油などでじゃぶじゃぶ洗浄するみたいですが、
今回は省略。
そして、再び組み上げて、
続いて、今日のメインテーマである、
目立て作業へ。
チェーンについている刃を研ぐ作業です。
これをやらないと、全く切れなくなりますよ。
なので、先日の目立ての講習を契機に、
今回は、ちゃんとやってみることにしました。
こんな感じで、チェーンソーを固定し、
目立て用のガイドを取り付けました。
チェーンソーの目立てでは、角度が非常に大事で、
その角度を見やすくするために、こういったガイドを使います。
これに従って棒ヤスリで、チェーンについている刃の一つ一つを研いでいきました。
注意が必要なのは、刃が沢山ありますので、どれも同じように研ぐ必要があること。
研ぎ方にばらつきがあると、当然、切れ味に影響しますから。
で、無事に目立ても終わり、
エンジンをかけて、試運転。
が・・・あれ?
エンジンをふかしても、チェーンソーが回らない。
慌てて確認すると、チェーンカバーが、
ちゃんと付いてないことに気が付きました。
なので、再びカバーを外してチェック。
うーん、なんでだ?
うまくカバーがハマらない。。。
試行錯誤して分かったのは、
下の写真の、突起とAを合わせること。
ただ、写真のリングが少し小さくて、ギヤにハマらないのです。
それで、装着してもピッタリ合わないという現象。
しかしですよ。
この、カバーの着脱は、チェーンソーでも最も頻繁に行う操作で、
難しいことなんて、一つもないはず、
過去にも着脱したことがあるのに、
なぜか、今日は装着できない。。。
30分ほど試行錯誤しましたが、原因がわからず、
モヤモヤしたまま昼飯のために帰宅しました。
で、昼飯を食べながらネットで色々調べたところ、
なんとなく分かってきました・・・。
ということで、昼飯後に再びチャレンジ。
分かったのは、チェーンソーブレーキが悪さをしているらしいってこと。
チェーンソーブレーキとは、不測の事態に備えて緊急停止する仕組みのことで、
ガイドバーというバーを倒すことによって、ブレーキがかかる仕組みになっています。
で、本体を見てみると・・・
ギヤA'(本体側)と、ギヤA(カバー側)が噛み合う形になるのですが、
ガイドバーが倒れた状態だと、このギヤA’が動き、連動してギヤAが動いて、
その結果、リングの輪の直径が小さくなる仕組みなのです。
これによって、チェーンソーを回転させるギヤを締め付けて、
強制的にストップさせるらしい。
で、なんでか分からないけど、チェーンブレーキがかかった状態で
カバーを外してしまったようで、このリングが小さいままになっていた!
なので、ギヤAの位置を動かして、リングの大きさを元に戻すことに成功!
そして、ようやくカバーがピッタリ装着できるようになりました~。
装着後の写真です。
リングの中にギヤがハマってますね。
ということで、無事に解決。
いやはや、単純なことではありましたが、
経験しないと、分からないものです。。。
しかし、ネットを見てたら、
同じように困っている人が多数いるみたいなんで、
参考になれば幸いですな。