5月6日の続きです。
昼飯の後は、鹿児島本港にやってきました。
ここで、今回のツーリングでは4回目のフェリー乗りました。
桜島フェリーです。
ひっきりなしに出航している桜島フェリーなので、
桟橋に到着すると、手招きされてフェリーへ。
なんと、この便の最後の乗船でしたよ。
私が乗ったら、すぐに後ろのゲートが上がり、
橋げたがあげられました。
前には車が一杯。
そして、直ちに出航!
ちなみに、バイクは全く固定しません。
普通、フェリーだと、ガチガチに固定されますけど、
桜島フェリーは短時間だし、波も静かなので固定しないんです。
念のために、ローギヤには入れておきましたけど。
で、車両デッキに居てもいいし、上の客席に行ってもいい、というのが桜島フェリーの特色。
せっかくなので上の客席へ。
港の防波堤を過ぎますが、
目的地の桜島は、目の前です。
客席は、こんな感じです。
そして、桜島フェリーと言えば、このうどん。
まだあるんだぁ~。。。
さすがに、さっきラーメン食べたばっかりなので、今回はパスしましたが、
懐かしいなぁ。。。
なお、フェリーの詳細は、また別途記事にしたいと思います。
乗船時間は15分足らずなので、あっというまに桜島が目の前に。
再び車両デッキに戻り、準備。
すぐ後ろが船尾なので、航跡がよく見える!
これが、後尾の扉ですよ。
前の車に続いて下船です。
なお、乗船から下船までの動画を撮ってみました!
編集もくそも無いですけど。。。
料金所を出て、桜島を走行です。
まずは、湯平展望所へ。
ここは何度も行ってるところでして、
雲に隠れて見えなかったけど、
活動している桜島を目の前に見れて、
対岸の鹿児島市街地が奇麗に見えるスポットなのです。
今回は、天気が悪くて残念でしたが・・・
でも、桜島に来たら、是非行ってみてほしい場所。
私も、このバイクと来れて嬉しい!
ちなみに、この黒いのが桜島の灰です。
続いてやってきたのが、野尻川。
普段は全く水が流れていないのですが、
大雨が降ると土石流が流れ、
一気に海まで流れ込みます。
なので頑丈な護岸と橋が作られ、土石流のすさまじさを感じさせる場所。
ここも、桜島の凄さを感じる場所として、好きなんですよね~
それから、定番の・・・
古里地区の昭和溶岩帯。
残念ながら、南岳は見えず・・。ほんとは素晴らしい眺めなのですが。
そして大隅半島と繋がってる場所まで到達し、
そして、再び桜島の北側の道へ。
黒神地区に来ました。
この辺りに、黒神地獄という広大な土石流氾濫地帯があるはずなのですが・・・
昔の記憶を頼りに、見つけた!と思ったら・・・
残念ながら、立ち入り禁止に。
実は、大学四年生の卒業論文で、
桜島の砂防対策について書いたことがありまして、
この辺りは、何度も来たことがあるのですよ。
でも、さすがに30年以上前ですからね。
せっかくなので、黒神の埋没鳥居で記念撮影。
大正噴火の際に、降灰で埋まってしまった鳥居です。
これも有名な観光スポットです。
そして、桜島に別れを告げ、
大隅半島をR220で北上。
そういえば、桜島と大隅半島が繋がっている場所の国道が、
大きな橋がかかったりと、ずいぶん奇麗になってるんでビックリしましたよ。
錦江湾沿いの道の駅、たるみずでは、足湯がありました。
いや~、天気が良ければ、ほんとに最高のロケーションなんですが!
錦江湾のシーサイドラインR220を北上。
そして福山町の辺りで海沿いから山へ。
このあたりは、外輪山にあたる場所なので、
外輪山から錦江湾を見下ろし、
錦江湾と桜島の雄大な景色が見られるはずなのですが・・・
残念!
で、旧福山町の牧之原に出て、
ここから志布志へ。
あとは、淡々と志布志まで行くだけ、と思い、
いくつかの県道を使ってのんびり走ろうと思ったんですが・・・
ハマりました・・・・
走っていたら、徐々に道は細くなり・・・
もはや県道なのかなんなのか、よく分からず。
途中、何度も現在地を確認し、
なんとかかんとか、曽於市までやってきました。
で、ここでまた失敗。
目の前に現れた高速道路で、ショートカットしようと思ったら、
全然違う方向に走ってしまい、Uターンするはめに。
大隅半島の東九州自動車道って、霧島方面から、
ぐぐっと鹿屋まで下り、
そこから志布志に折り返す感じになってるんですが、
霧島→鹿屋区間の東九州自動車道を、鹿屋→志布志区間と間違え、
鹿屋と反対方向に走ってしまったもんだから、霧島方面に行ってしまったという訳。
途中で気が付き、戻ってから再び志布志を目指して県道63号を走り、
志布志港に到着した時には、安堵しましたよ。
予定よりも1時間遅れで、到着し、
急いで乗船手続き。
すでに乗船開始時刻を過ぎているので、出遅れた!
そしてこの日は満席なので混雑してました。
手続きが終わって、すぐに乗船。
余韻を楽しむ暇はなしでした。
乗り込んだ、さんふらわあ・きりしまは、新造船なので、
車両デッキも奇麗でした~
案内されたのは、乗り込んだデッキのさらに下でしたよ。
バイクも沢山でした。
で、客席のほうへ。
すぐに風呂に入って、あがったらもう出航。
ただ、悪天候のために外に出られず、
鹿児島との別れを惜しむことができませんでした~。
船内の窓から志布志港を眺め、
志布志湾へ出ていく様子を見ていました。
そして、晩酌開始。
乾杯~!
つまみは、屋久島で仕入れた、この焼きあご。
美味しかったですよ!
船の上で、海を見ながら飲むのは最高ですねぇ。
さて、晩御飯は、船内のレストランにしようかと思っていたのですが、
ビッフェしかメニューが無く・・・
断念。
が、途中で「持ち帰りのカレーを販売」との放送が流れ、
さっそくゲット。
晩御飯にありつけました~。
そして、今回のフェリーでも、部屋はツーリスト大部屋を取ったんです。
いわゆる雑魚寝の相部屋。
新造船になったので、てっきり無くなったと思っていたのですが、
まだ残っていたので選びました。
でも、こんな感じで、個々のスペースがカーテンで仕切られていて、
コンセントもありました。
そして、マットが凄かった。
ちゃんとさんふらわあのマークが入ってて、
しかも、フランスベッド!
さすが、さんふらわあ。格が違う。
キャンプよりも、はるかに寝心地よかったです。
ということで、5月6日は終了。
翌5月7日が最終日です。
(つづく)