ついに、今週末から2022MOTO-GPシーズンが始まります。
FP1も終わって、ホンダ勢が上位にいるらしい。
無事にスタートできてよかったです。
今年は、ロッシがいないシーズンですが、
思い返せば、ロッシが全盛の頃、
ホンダでチャンピオンを何度も取って、
ヤマハでもチャンピオンを取っていたころ、
一強でつまらないなぁ~と思っていました。
だけど、その頃の話をロッシ特集で見たり読んだりすると、
あの頃は、それはそれで楽しかったのだなぁと思います。
しかし、あの時代から比べると、
今は、ほんとうにマシン差がなくて、拮抗してますね。
あの当時は、それなりにマシン差があったんだなぁということが分ります。
最近のテストでも、0.7秒以内に15台でしたっけ?
昔じゃ、考えられない!
ちょっと失敗したら、あっという間に後方へ・・・
だから、今のライダーは気が抜けないし、シビアですよね。
今のライダーは、筋肉もりもりで、アスリートって感じですもんね。
マシンと格闘しているって言いますからね。
いったい、どんな極限の世界なんだろう?
で、今はみんな拮抗しているので、
誰にもチャンピオンのチャンスがある!
かというと、そうでもない。
やっぱり、真の強者ってのは、限られてきます。
昔も、マシンの性能差があるなかで、
やっぱり実力のあるライダーは這い上がってきて、
良いマシンを手に入れていましたから、
いつの時代も、一握りなんですよね。
で、私の見解としては、
現役ライダーの中で、一番の強者は、
やっぱり、この人。マルク・マルケスではないかと。
もうマルケスの時代は終わったという人もいますが、
いやいや、この人の底力は、まだまだ凄まじいと思いますよ。
実力では、ナンバーワンだと思います。
昨年チャンピオンのクアルタラロも、まだかなわないと思うな。
怪我で身体的なハンデは背負っていますが、
逆にそれが、老練な技に繋がっていき、
以前とは違う強さを発揮するような。
このマルケスに、
クアルタラロ、バニャイヤ、ミルが食い下がっていく、
という展開になるのではないかと。
あとは、ホルヘ・マルティンがどこまで爆発するか?
劇的な成長を遂げる可能性も。
ラウル・フェルナンデスは、KTMの仕上がりがイマイチみたいなので、
そのハンデがどうか。
KTM勢では、オリベイラも実力はあると思うのですが。
それと、中上選手には、やっぱり頑張ってほしい。
ホンダのマシンが良い状態みたいだから、
今シーズンこそ、表彰台は当然、一勝してほしい。
出光さんが頑張っているので、
出光さんのためにも。