さて、ヴァレンティーノ・ロッシ引退の余韻がまだ残ってます。
いやぁ、いい引退レースでした。
私が、WGPを見るようになったのが1990年ですが、
ロッシがWGPに登場したのは、1996年なんですよね。
そう考えると、ものすごい長い歴史ですな。。。
125cc時代は、
日本人ライダーの活躍で、125ccもダイジェストで見てましたけど(その当時はダイジェストしかなかった)
そこにロッシが登場し、
なんじゃこいつは!?
って感じでしたね。
それまでの、玄人好みの、渋いライダーが中心だったのに、
チャラチャラしてたんで。
まぁ、それでも125ccだし、可愛い奴って感じで見てました。
それが250ccでも活躍し、
そして2年目は敵なし。
フランスのポールリカールで、ロッシのチェーンが切れて、
後ろを走っていた宇川選手が優勝したとき、
やった!って思いましたもん。
もう、その頃から強すぎて、困る存在。
そして500ccにステップアップして、
最初の年の鈴鹿だったと思いますが、
最終コーナーでクラッシュしたんです。
さすがのロッシも、500ccでは苦労してるな~と思いました。
が、結局2年目で、またまた圧勝でチャンピオン。
それから、もうロッシの独壇場です。
だから、ホンダからヤマハに移籍した時は嬉しかったですよ。
これで、ロッシが勝ってばかりのレースが終わる。
と思ったら、ヤマハに移籍して、最初のレースで、
ホンダのビアッジに勝ってしまうんですもん。
私は、ガッカリしましたよ。
だけどその後、
ペドロサ、ストーナー、ロレンソというライバルが現れ、
レースが面白くなってきました。
それでも、ロッシの強さは健在で、
バトルになったら負けない!
というところは、好きでしたね。
その風向きが変わったのが、マルク・マルケスの登場。
バトルに強いマルケスとのガチンコ勝負は、手に汗握りました。
それが極限に達したのが2015年ですね。
でも、あの年のオランダ・アッセンTTのレースは、とても印象深いです。
マルケスとのバトルで、
最終コーナーに接触。
コースアウトしたものの、そのままロッシが優勝。
あの狡さは、さすがロッシ・・・!(笑)
その後は、マルケスの勢いに圧倒されていくわけですが、
マルケス登場後の、
ロッシの意地みたいなのを感じて、応援してましたよ。
ヴァレンティーノ・ロッシ。
ありがとう。