今日は、午後から仕事を休んで、
東京都の講座を受けました。
「多様性に即した雑木林作り」
という研修です。
このご時世なので、全てリモートでした。
研修には、東京都に登録している各地のボランティア団体から
総勢40名弱ほど参加。
各自の自己紹介や、活動地の紹介の時間もありましたよ。
堀之内里山保全地域の代表として、紹介しました。
でも、堀之内では、あんまり雑木林の活動は、やってないんだよなー。(笑)
講義の内容は、色々考えさせられることが多かったのですが、
一つは、「ナラ枯れ」のこと。
噂には聞いてましたが、都内各地の里山保全地域で、
かなりの被害がでているそうです。
ちなみにナラ枯れとは、
コナラやミズナラなど、ナラ科の樹木に虫(カシノナガキクイムシ)が付き、
その虫が持っている菌が樹木を枯らしてしまうという状況だそうです。
主に高齢樹木に虫が付きやすく、
各地の大木がどんどん枯れているとか。
めぐみ野緑地でも、ちょっと調査してみたいですね。
その虫がついてしまうと、周りの木にどんどん拡散してしまうので、
ナラ科の樹木が全滅してしまうこともあるんだとか。
それから、
どこの雑木林も課題は同じでした。
消費されなくなった樹木が大量に余り、
間伐材の利用が課題だとか、
地域住民の理解が欠かせないとか。
答は無いので、地道にやってくしかないですねぇ。
あと、どんな雑木林を目指すか?
という点です。
これも答は無く、何を求めるか次第。
私は、
多くの人の憩いの場になるような雑木林、かなぁ。
明るく、開放的な雑木林がイイですね。