突然ですが、欠乏感。
人は、何らかの欠乏感を抱いています。
何かが欠けている・・・という感覚。
独りで寂しいのは、
この欠乏感から来るわけで、
誰かに、心の隙間を埋めて欲しいというのは、
この欠乏感が関わっています。
私の場合、
欠乏感というよりも、
自分の価値の欠損という感覚が強いです。
自らの価値が、十分でない。
だから、自分の価値を上げたくなる。
これらのような、価値の欠損や、欠乏感は、
自分が完全でないということから来ているのですが、
・・・というか、この時点で既に違和感を感じる人もいると思いますが、
そもそも自分が完全であるなどと、なぜ言えるのか?
完全なわけ、無いじゃん?
みたいな感覚。
私もそうですが。
もう、完全でない、つまり「不完全」であることが、
当然であるという信念があります。
なんでそうなのか?
と問われると、答えようがありませんが、
でも、完全であるはずがない!
という、強い信念はあります。
なぜなら、
完全だったら、
なんでこんな人生なのさ!?
という叫びがあるからです。
この問いが意味を成すためには、
完全では無理。
そして、堂々巡り。
ここから脱却するためには、
堂々巡りの輪の外に出ないといけません。
そこは、人それぞれなんだろうなぁ・・・。
私の場合、
この不完全さを埋めようと、さまざまに努力をしてきたけど、
どうやっても、もう無理!
と観念したので、
そもそも、この不完全さは、本当なのか?
という疑いを持つところから始まったような気がします。
不完全さに埋没すると、
自分を維持することができないのですが、
でも、心の奥底に、
不完全さを否定する何かがあった。
それから、心の探求ですよ。
長くなったので、また今度。