私が、30歳前後のときに、恐らく思い描いていたであろう、
幸せ像って、こんな感じだったと思います。
それほど明確に考えたことはなかったので、
おそらく、こうじゃなかったかな?と。
年収一千万円で、
仕事は、やり甲斐があって、充実していて、
そして、そこそこの地位を得ていて、
家庭では、夫婦円満で、
家族は明るく平和で、
子供たちにも慕われ、
そこそこの家を持ち、
そしてバイクライフをそこそこ満喫する・・・
あと、健康ね。
と、まぁ、世間一般的な理想像と、さほど大差ない夢を描いていました。
これらを一つでも多く叶えれば、
幸せになれるのだと。
というか、それが幸せだと思っていましたね。
それから20年が経ち、
叶った点もあれば、叶っていない点もありますけれど、
今、思うのは、
これらは、ひとつも、幸せの条件ではなかった・・・っちゅーことです。
これらは、不完全な自分を補うために、
身に付けたかった、
「自分を守ってくれるもの」でした。
それが、
どんなに自分を守ろうと頑張っても、
不完全感は無くならず、
逆に、守ってくれるものを得ることに、失敗するようになり、
無防備になってしまったんですよねぇ。。。
これは辛い。
でも、そうじゃないってことに気が付きまして。
結局、不完全だと信じていることが問題なわけです。
自分は完全である。
そう信じることが出来れば、
何の不安も恐れもなく、
絶対的な安らぎがやってきます。
それが、本当の幸せなのだと、今は思っています。
でも、まぁ、
自分は完全である
と信じることのハードルは、とてつもなく高いのですけどね。
そのための試行錯誤を、続けているところです。