前回の「過去世からの怒り」の続きです。
えーと、なんだっけ?
・・・心の怖れ、でした。
心を眺め続けていると、
気が付いたのが、
怖れ
でした。
これは、「恐怖!」というようなハッキリしたものではなく、
ぼや~っとした、
微かに感じる恐れですね。
最初は気が付かなかったんですけど、
私は、自分がちょっとした違和感を感じたり、
葛藤を感じたりすることに気が付きました。
しかも、しばしば。
で、それはちゃんと身体にも表れていたのですけどね。
ちょっと緊張して、汗が多くなったり、
ドキドキしたり、
頭がきゅーっと締め付けられたり。
ほんの些細なことですよ。
日常的にもよくあること。
当たり前すぎて気が付かなかったんですけど、
そういった、ちょっとした違和感を、
頻繁に感じていることに気が付きました。
で、その違和感を探っていくと、
その奥には、
「怖れ」
があることに気が付いたんです。
その原因がハッキリしていることもありました。
目の前にいるのが、嫌な人だったり、怖い人だとか。
何かを心配してたり、
傷つくことを怖がっていたり。
でも、原因がよく分からないものもよくありました。
なんだか分かんないけど・・・
怖れている・・・。
なんで?
ちなみに、なぜ怖れていることに気が付いたかと言うと、
怖れていない状態というのを知ったからです。
怖れていない状態とは、
心から安心している状態。
リラックスしている状態です。
本当にリラックスしている状態です。
最初、この、恐れていない状態を、
心の中で探してみたんですね。
そしたら、ほとんどない!

そんな、本当にリラックスしている状態なんて、
例えば、眠りに落ちる直前だとか、
ほんのわずかしかないことに気が付きました。
ツーリングに行っている時だって、
本当にリラックスしている瞬間って、
ホントに少ないんです。
あ、でもそれを意図的に作り出しているのが、
お酒を飲んだ時ですね。
一人で、沈む夕日を眺めながら酔っ払っている時は、

確かに、リラックスしてます。(笑)
それから、心の探求を続けていると、
至高と呼べるのかどうか分かりませんが、
突然、深い安心感や恍惚感が訪れることがあります。

急に胸がいっぱいになって、号泣しちゃう。
そういう経験が重なってくると、
ますます、そうでない、怖れているときというのが、
はっきり分かるようになってきました。
そうなると、もう、
四六時中、怖れを感じてるんだ、ってことが分かりました。
誰かといる時も怖れているし、
一人でいる時も、結局なんだかんだと心配事が浮かんだりで、
怖れているわけですよ。
そして、こう思いました。
こんな「怖れ」は、もう持ちたくない。
こんな、怯えている人生など、望んでいない。
ということで、続きます。(たぶん)
