この前の神様の話の続きです。
日本人って、
他の外国の人と比べると、
それほど信心深くないイメージがあります。
よその国では、
神様は絶対!って感じ?
イスラム教なんか、そんなイメージだし、
欧米だって、
創世記を信じている人が多数いるっていうから、
信心深い人は少なくないのでしょう。
それに対して、日本人は、神様に対して冷めている感じがします。
その割には、
お寺や神社でお祈りする人は多く、
お天道様とか、八百万の神みたいに、
何らかの、絶対的な存在を意識している人も多い。
だから、結局は、日本人も神様に強く影響されているのですよ。
それを表に出さないだけで。
例えば、何か悪いことをしたときに、罪悪感を感じます。
誰にもバレていないのに。
でも、神様には、ウソはつけません。
それが怖い。

まぁ、こういった罪悪感の場合は分かりやすいですけど、
実は、神様に対する怖れが、
私の、ありとあらゆることに影響しているのだ・・・
ということが、だんだん分かってきました。
例えば、
キリスト教でいう、原罪。
人は生まれながらにして、罪を背負っている・・・
みたいな考えですが、
この考えを聞いた時、
それだ!って思いました。
なんか、凄く納得したんです。
別に、悪いことをしたわけでもないのに、
何か、訳もなく、罪を背負っている感じ。
私の場合、
自分に自信がないとか、
自分に価値が感じられないといった感覚を、ずっと持っていましたが、
この、罪の意識、罪悪感ってのが、腑に落ちたんです。
で、日本人の場合、私と同じように感じている人は多いんじゃないかなって思います。
神様に対して、罪の意識(潜在的にですけど)があって、
そのために、神様から一歩離れている・・・
そこが、日本人が冷めている感じにつながるんじゃないかなって思います。
ヘタに近づいたら・・・
罰せられる!!
みたいな。
そんな怖さがあると思うんです。
また話が長くなるので、このへんで。