ところで、私、
健康なほうだとは思いますけど、
持病みたいなものもありまして、
便秘だとか頭痛、
それから、胃弱も、もう長いですねぇ。
身体の不快感は、よく感じます。
これらの症状、
精神的なストレスからくる・・・

みたいなことは、よく言われますけど。
最近でこそ、
「身体の健康」に対して、「心の健康」
と言われるようになりましたが、
でも、まだまだ、「心の健康」は、ないがしろにされている・・・と思います。
身体の健康には、みんな気を遣うんですよね。
どこかが痛いとか、不快だというと、
すぐさま対処します。
でも、心が痛いとか、不快だとかでも、
そのまま、見て見ぬふり・・・
私も、そういうことを続けてきたので、よく分かります。



そもそも、身体を維持するために、
人は、いったいどれだけ頑張っているのでしょうね。
食べて、排せつして、寝て、
様々な身体的な快楽や欲望を満たし・・・

そのためには、銭を稼がなくてはならず、

稼ぐために労働する。。。
「健康」「若さ」を維持するために、
また、色々なものを身体に投与し、
身体を鍛え、
そして、そのためにまた銭を稼がなくてはならず・・・。
でも、どんなに頑張っても、身体は次第に衰えていき、
それを少しでも遅らせるために、また人は努力して。
そんな、涙ぐましい数々の努力をしながら、
数々のストレスに耐え、
また、明日はイイことがあるさ!
と、前向きに生きる。
スピリチュアル的には、
身体は、今回の人生で様々なことを経験し、
心を成長させるために使う、単なる道具にすぎません。
肝心なのは、心です。
心は、この人生が終わっても、永遠に続きますから。
そんなの分かってるよー!
と思っていても、
なんだかんだと、結局は身体のことに気を取られてしまいます。
極論を言うと、
死、つまり身体の死なんて、別に大したことじゃない。
でも、死を恐れ、死を避けるために、人はありとあらゆることをしようとする。
自分は身体だと、そういう観念が、どうしても離れません。
たしかに、一筋縄ではいきません。
だけど、本当の自分は、身体ではない・・・
ということが、
心に目を向けるようになると、
だんだん、分かってくるように思います。