ということで、今日のニュースは、
やっぱり北海道での大地震。
あの、山肌が崩れ落ちた光景は、唖然としましたし。
つい先日、台風の大風で被害が出た、なんて話を聞いていた矢先でしたから、
なんでまた、立て続けに!
そして、電力復旧に1週間以上かかる、なんて話で、
マジですか!?

こういう大きな災害を目の当たりに・・・
といっても、自分が被災しているわけじゃないんですけど。
そんなときは、色々な感情が浮かんできますね。
いつ、自分の身に降りかかるかもしれない!という恐怖。
困っている人、悲嘆に暮れている人を見て、
あぁ、助けてあげたい・・・という気持ち。
でも、何もできないしなぁ。。。という諦めの気持ち。
はたまた、全く反対に、冷めた目で見る気持ち。
みんなで同情するのが正しいありかた!みたいなのに反発する気持ち。
その他色々ありますね。
この世界の出来事に対して、どんな意味付けをするかは自分次第。
そうなのですけど、自分の心が、どんな意味付けをするかは、
けっこう複雑だと思います。
いろんなものが、ごった煮になってる。
それは、こういう災害の時もそうだし、
普通のときもそう。
心の声は、常に騒がしいです。
ただ、こういう災害時の時のように、いつもと違う、
非日常的な場合の方が、気が付きやすいかもしれません。
だから、チャンスだなぁって思います。
自分の心をキャッチするには。
例えば、死を恐れているとか、
何かを失うことを怖れているとか・・・、よくあります。
災害時は、家族を失ったり、家を失ったり、いろんなものを失うことが多いですが、
それを怖れている場合がよくあります。
そんなの、恐れて当たり前じゃん!
というのはもっともですが、
でも、当たり前でもないのです。。。
それは、
自分は何かを失う、損をする、犠牲を払うべき存在だ・・・
という信念がないと、
それは当たり前にならない。
「失う」ことを信じているから、
失うことを怖れている。
例えば、死を恐れない人が、
殺されそうになっても、全然平気じゃないですか。
あれは、肉体を失うように見えても、
実は、本質的な自分は、何も損なわれない、と信じているから。
普通は、
そんなの、気が狂ってるよ!って思うんですけど、
失うことを信じている人と、
何も失わないと信じている人の、
どっちが狂ってるかなんて、
ほんとは、まったく分かりません。
どっちもどっち?
ちょっと話が飛躍したかもしれませんけど、
災害時は、失うことへの怖れというのを感じることが多いので、
そういう意味では、良い機会なのだと思います。

6年前に行った、北海道の景色。