また、帰省の時の話ですが。
母と、親父の話になりまして。
親父の入院生活中、
食べたいものが食べられずに、
いつも、あれが食べたい、これが食べたいと言っていた父。
最後ぐらい、何か思いのままに食べさせてあげたかった・・・
と、母は言っていました。
そのことが心残りだと。
確かに。
私もそう思います。
が、父が、そのことで未練を残して死んでいったかは分かりません。
いまだに、未練が残って、そのあたりを漂っている・・・?
そう信じれば、そうかもしれないし。
そうじゃないかもしれない。
思うのは、
人は、自分が見たいように、ものごとを見る、ということです。
事情を知らない人が、
勝手に想像力を掻き立てて、
あーだこーだ言っている姿、
よく見ますよね。
だいたい、悪いほうに取られちゃう。
なんで、そんなに悪いほうに想像しちゃうんだろう?って思います。
だから私は、
親父は、もう天国で幸せに暮らしているのだと信じています。
何の未練もなく。
お盆だからと言って、お経をあげてほしいとも思ってないだろうな。(笑)
ただ、
お腹一杯食べさせてあげたかった、
みたいなのって、
半分は、自分の罪悪感でもあるのですよね。
それは、私にもまだ少し残ってます。
もう少し、親孝行してあげたかったな・・・とか。
そんな想い。
でも、それは親父からしてみれば、何の関係もなく。
ただ私がそう思っているだけ。
それを持ち続けるかどうかは、私次第。
持っても、持たなくてもいい。
だったら、持たないほうが、イイよね。