いや~忙しい、忙しい。



以前は、里山保全活動だけが忙しかったのですが、
今じゃ、仕事も忙しい。(笑)
いやいや、仕事も以前から忙しかったんですけど、
最近は、ちょいと手に負えないほどの忙しさですな。
前は、現状を改善しようと、
自分で手を広げて、あれこれ頑張ってたんですけど、
でも、自分の裁量で、加減しながら出来ていたから、
コントロールできてたんですよね。
でも今のは、他から降ってくるんで、
防戦一方で、制御不能?
しかし、
忙しいという字は、心を亡くすと書きます・・・
という言いますが、本当にそのとおりですねぇ。
何度も思いますよ。
このセリフは、ずいぶん前に聞きましたけど、
年を経るごとに、このセリフの重みを感じます。
そして、心を亡くすことの、損失たるや、
もう、これは膨大だなと思います。
私も若いころは、忙しいほうが良いと思ってました。
何か充実している感じ?
一生懸命に頑張ってます!って感じがするじゃないですか。
俺って頑張ってるじゃん!?
みたいな。
それがだんだん、そんな余裕もなくなってきて、
ほんとに心を失い、疲弊するわけです。
そして、心身疲れ果て、
週末に、なんとか持ち直す・・・みたいな。
テレビのCMで、
よく家電であるんですけど、
忙しいあなたを応援する!
みたいなの、あるじゃないですか。
家事を効率化して、時間を節約しますよ!みたいな。
あれ見ると、すごく違和感を感じるんですよね。
まぁ、少しでもリラックスできる時間を作る、って意味では分かるんですけど、
でも、そもそも忙しい生活を続けている限り、
忙しい地獄からは抜けられないです。
なぜ、忙しく仕事しなきゃいけないのか?
仕事をきっちりやらないと、たくさん給料がもらえないから?
じゃ、なぜたくさん給料が欲しいのかと言うと、
幸せになりたいからなんですけど、
そのために、心を亡くし続けるというのも、
なんだかなぁ・・・と思うわけです。
パラドックスですね。
今は、心安らかでいることの大事さを痛感しているので、
どんなに忙しくても、
一歩立ち止まって、
心を亡くさないように気を付けています。
ま、それでも忙しさに埋没しちゃうんですけどね。
でも、
ハッと我に返る瞬間がやってくるので。
そのときに、取り戻しています。
心を亡くすことほど、
自分を痛めつけることは無いと思いますね。
誰も、痛めつけられなければならない人なんていませんから。