この時期は、ツーリングネタがないので寂しいですが、
年末ということで、ちょっと振り返り?を。
テーマは、野宿。
たまに、ツーリングでの野宿について聞かれるので。
そもそも、私が野宿している理由は、
お金を節約する、というのが最大の理由ですが、

もちろん、それだけじゃない。
キャンプ場が豪華になりすぎて、私にはオーバースペックになってしまい、
それだけ費用をかける意味がないってのはあります。
旅の途中で、寝泊まりするだけの目的なので、
トイレと水だけあればいいんです。

しかし、いまのキャンプ場は、余計なものが多く、そのため料金が高い。
そしてもう一つが、
自由に場所が選べるから。
キャンプ場だけだと、泊まれる場所が限定され、
ツーリングコースが選びにくいのです。
明日は、このルートを走りたい!!
と思ったら、、そのルートを良い時間帯に走るため、
丁度よい場所に泊まらなければなりません。
そこにキャンプ場がある可能性は低い。
だから野宿するのですね。
昔、キャンプ場を使っていた頃は、キャンプ場の位置が、
ツーリングコースに影響を与えてましたからね。
その制約を外したかったんです。



野宿をするには、それなりにノウハウがあります。あるような気がします。。。
一番楽なのは、やっぱり海岸沿いですね。
海岸沿いには、野宿できそうなポイントが多いからです。
一番手っ取り早いのは、
海水浴場などのある砂浜。
砂浜が良いのは、テントを敷いた時、寝心地が良いこと。
また、多少の雨でも砂地に雨がしみこむので、
テントが浸水する危険性がない。
そして、海岸だったら、大抵どこかに砂浜があるので、
選ぶのが楽なのが良いですね。
それから、野営の際に、一番必要なのは、
トイレです。

だから、海辺だったら、海水浴場か、海浜公園を狙います。
海水浴場は、夏場以外だと、トイレが閉鎖されていることが多いので、
海浜公園がねらい目ですね。
トイレの次に大事なのが、水。
これも、海浜公園だったら文句なし。
これで、夕陽や朝陽が拝める場所だったら最高ですね。
もちろん、海辺に野営するときは、夕陽や朝陽が見られる場所を狙います。

それから、野宿のポイントは、
忍者のように、目立たなくすること。(笑)
海岸などだと、散歩中の地元の方などが歩いていたりしますから、
彼らを驚かせてはいけません。
なので、日が沈むまではテントを張らず、
ビールを飲み、つまみを食べながら、ゆっくり過ごします。
日が沈んで、あたりが暗くなってきたら、ただちにテントを張ります。
そして、翌朝は日の出と共に撤収。

あわただしいと思われるかもしれませんが、
だいたい夜の8時前後に寝て、朝の4時前後に起きるんで、
8時間は寝てますし、
全然、問題ありません。
なお、もちろん、水もトイレもない!
という場合もあります。
水は、コンビニで買ってくれば良いのですが、
トイレだけはどうにもならないので、
その辺で・・・ということになりますが、
こういうときは、男が楽だなと思いますね。(笑)
それから、海ではなく、山の中だと、多少苦労することがあります。
良い場所がなかなか無かったりします。
川沿いなどはポイントなのですが、
川沿いだと、砂地ではなく、石が多いので、寝心地が悪く、
場所が限定されます。
だから、川沿いのちょっとした公園などがあれば、そこがベスト。
山深いところだと、そういうところもないので、
例えば、トイレ付きの駐車場などがねらい目。
駐車場の脇にある草地などで野営するのですが、
適当な場所がないと、やむなくアスファルトの上にすることも。

体が痛くなるので、出来れば避けたいんですけど(笑)
まぁ、なんとかなります。
それから、山奥でホントに何もない場所だと、
旧道を探したりします。
バイパスが開通して、あまり使われなくなった旧道です。
人気もないし、ちょっとした空き地なんかあります。
ほんと、誰も来ませんけど、静かで良いです。(笑)
語り出したらきりがないけど、ひとまずここまで。